昨日の余韻に浸りつつ、観に来てくださった方からのメッセージにお返事。


『扇の踊り』が良かったというご意見多数。


参加者募集の段階ではくるみ割り人形の雪のシーンをやりたかったのですが人数が少なかったので扇の踊りに変更。

バレエ歴も2年〜子どものときにやっていてブランクありの再開組、大人になってから20年以上、などまちまち。


全員で踊る部分と、バレエ歴や踊れる難易度に合わせてパートを分けるとともに

・観ている人を飽きさせない

・見苦しくならない

・踊る本人も観客も楽しめる

ことを意識した構成にしました。


この『パートを分ける』は発表会でグループの振り付けをする際によくやるのですが、この『自分のパート』があることで目標や課題がはっきりするので何を頑張ればよいのか明確になります。

何を目指して良いのかわからないままではモヤモヤして踊れません。


私自身も経験がありますが、先生から言われるがままやって、「もっと足上げて」「もっとバランス!」だけでは何をどう頑張って良いのかわからす、モヤモヤして本番がいつの間にか終わっていた、本番が終わってから「あ、もしかしてそういうことだった?」なんてことも。


全員のユニゾンもあることで流れにメリハリを作ります。


全部全員同じ踊りをやるだけだと、見ている人が飽きてしまいます。

全体を間延びさせずに作れたのはとても良かったです。


実は終わった直後に

「先生〜 あれ、すごくハードだった!」

と言われました(笑)


頑張ったみんなのおかげで私が思い描いた本番になりました。


バリエーションも楽しいんですけどね。

もちろん指導は同じくらいきめ細かく、より良くなるように指導しますが、生徒一人ひとりに合ったオリジナルの振り付けも良いものですよ。