バレエスタジオアクシスの発表会『眠れる森の美女』全幕が無事に終わりました。



経営者が出演するので私は昨日の場当たりでは子ども達の楽屋との移動や袖での待機、出ハケなどのコントロール、通し稽古は客席からの指示を出す『ガナリ』担当。

本番は袖と楽屋に。


終わってみてつくづく思ったのが、私はやはり経営やダンサーではなく、指導してメインとなる人をサポートすることが向いているということ。


時々言われます。

「先生のレッスンを受けたい人がたくさんいるから固定の教室をやったらいいのに」

「教室大きくされないんですか?」

など。


教室を大きくして大勢の生徒に教えることができる人、少人数で生徒との距離も近い指導をする人、先生も人間なので個性があります。


私は大きな教室を持つより、裏方や、パフォーマンスとしてのバレエも指導できる先生の補助的に体作りや体の使い方のコツなどを教えるほうが向いていると思うのです。


過去には生徒をたくさん集めるほど評価されるスポーツクラブ、バレエの専門家ではない人のスタジオなど色々な場所で教えた経験があります。

色々巡って、今のように基礎を大切にしてプロを目指す生徒もいるスタジオの講師、自分でやるのは少人数や個人レッスン中心の指導が性に合っていると思います。


だから、生徒が他の先生のレッスンを受けることを反対しないのです。

先生にも得意不得意があります。


自分の適性にあった居場所を見つけることも、ずっと仕事としてバレエをやっていく上で必要なことです。