大人も子どもも、運動してもしていなくても、ストレッチは必要。
特に運動している場合、柔軟性のこと以上にケガの予防になります。
2年ほど前から担当しているジュニアバレエ。
前の先生のときにストレッチをほとんどしなかったそうです。
小学校高学年でストレッチの習慣がない子どもたち。
レッスンは頑張るので筋肉は縮む一方です。
使ったらほぐしたりストレッチすることは必要です。
成長期は筋肉自体が大きく成長するのではなく、成長した骨に引っ張られて筋肉も長くなっていきます。
適切なストレッチをしないと成長痛やシンスプリントの原因に。
私自身、6歳から13歳まで毎年8cm身長が伸びていましたが当時習っていたバレエの先生が
「動けなくなるからストレッチはしちゃだめ」
と言う人でした。
だけれどスプリッツ(前後開脚)と横開脚は180度以上できるようになりなさいとグイグイ押されていました。
小3〜小5、中学生の頃にはふくらはぎの痛み(シンスプリント)、中学生からは膝や足首・腰が常に痛む状態。
その頃そのスタジオではみんなどこか痛めていたので「バレエをやっていたら痛みはあるもの」と思っていました。
トレーナーの勉強をして、あのときストレッチを知っていたら…と思ったので私はストレッチもレッスン内で指導します。
「〇〇ストレッチしておいてね」
は指導ではないですよ。
ちゃんと一人ひとりに合った内容や角度を教えないと、知らない人はどのストレッチをするとどこが伸びるのかさえわかっていません。
長くなるので『ストレッチと思っていたものがストレッチではなかった?』編を次回に