発表会、バレエや音楽などパフォーマンス系の習い事では大きなイベントです。
そして生徒たちが大きく成長するチャンスでもあります。
私の経験ではスポーツクラブのキッズバレエでありましたが、スタジオを経営する友人たちからも時々話を聞きますので書くことにします。
発表会のお知らせをして、振付開始直前に
『まだ振付始まってないですし』
と退会、出演するしないの相談、良い配役狙いの付け届けなど何かしら行動する親御さんがいることがあります。
これは極端な例ですが、、、
発表会用のレンタル衣装が届くのは本番2週間前、その前の週に『来週はお衣装を入れるバッグをご用意ください』というお知らせをしたあとのこと。
「うちの子を見世物にするためにバレエをさせたのではない」
と退会していったお宅がありました
発表会の準備って一年は前から始まっています。
振付直前はほぼ全てのことが決まった後の状態。
教室によって原則全員参加の場合、理由があれば不参加でも可能な場合、など入会の際に説明されるか規約があると思います。
また、発表会のお知らせなどで選択可能かどうか記載があるはずです。
先生は準備にとてもたくさんの時間と労力を使います。
・時期を決め会場の予約(抽選の場合も)
・人数と予算の計算
・演目や配役を決め
・舞台監督や照明、音響、セットなどの依頼
・お知らせの作成
・集金などの事務作業
・レンタル衣装予約、採寸
・プログラム作成
・音楽編集
・振付を作り、振り写し
・合同リハーサルの会場おさえ
・日々の練習
・お手伝いの先生探し
・招待客へのお知らせ、席順決め
・ゲネプロ
・本番
・本番前後に取り引き先への各種支払い
・本番後の片付け
生徒たちから見える状態になったときには準備のピークは過ぎていると知ったのは自分も教えるようになってからですが
だから生徒の立場の人にも知っておいてもらいたいと思って書きました。