ピアノを大切に、と言われてもどんなことに気をつけたら?


ピアノに対してやってはいけないことを書いていきます。


・アルコールを付けない

 今、手指のアルコール消毒必須ですがアルコール消毒をした手は完全に乾いてからピアノに触りましょう。

 アルコールに弱い素材でできているのでひび割れなど劣化、破損の原因になります。


・汚れた手で触らない

 ホコリやゴミクズなどが鍵盤の隙間から中に入ってしまうと、音が変わったり故障の原因になります。

 また、汚さないことがマナーです。

 日焼け止めやメイクアップ用品なども注意。

 アルコールと同じように変質の原因になります。


・上に物を置かない

 隙間から物を落とすと弦や部品の破損につながるおそれがあります。

 また、全体に音を響かせるので音色が変わってしまいます。

 板に負担になり、楽器破損の恐れがあります。

 液体は特にダメ!


・叩かない

 バレエ教師が拍子をとるために叩く、子どもがふざけて叩く、など聞いたことがあります。

 叩くのもダメ。

 楽器は繊細なのです。


・許可なく触らない

 スタジオではピアノはピアニストさんの領域です。

 勝手に触らないこと。

 もし触っても良い場合でも通常の『ピアノを弾く』動作以外はしないようにしましょう。



ピアノをきれいにしたいときは専用のクリーナーがあります。

どの楽器も同じですが演奏者以外は勝手に手を触れない。

乱暴に扱わない。

今回の内容はどの楽器にもあてはまります。


ダンサーだけでは踊りは成り立ちません。

音楽、音響、照明、舞台の進行、お衣装、お客さん、、、

全てを大切にできるダンサーが一人でも増えたら嬉しいです。