先日、生徒から聞いたお話です。


とあるストレッチクラスに出たところカエル足ストレッチがあったとガーン

しかも大人の初心者向けクラス。


今どきカエル足ストレッチをやるクラスあるんですね…と言ってしまいました。

私のところに来るくらいの人なので、生徒もそのクラスに出るのはやめたそう。


カエル足ストレッチが硬くてつかないのは、カエル足ストレッチをやってもつくようになりません。

そして股関節に負担になるだけなのでやらないほうがいいです。

どの角度にもぐにゃぐにゃな人だったら特に害にも得にもならないよ、という感じでしょうか。


カエル足の角度に股関節が動きづらい人は股関節の動きが悪くなっていることは確かです。

違うストレッチ等をすると股関節の動きを出すことができます。


股関節の動きを出すストレッチやエクササイズはその人の状態によって違います。

私のレッスンではアップの段階で全員でやるものと、「〇〇さんは△△追加で」と人によって内容を変えたりします。


だから、身体の出来上がっている大人にも、骨が未熟な子どもにも、一律にカエル足ストレッチをさせて、さらに上から押すなんてレッスンする先生は何も考えてないと思います。

自分が習った先生の真似はしているのかもしれません。


安全とバレエの上達、方法や生徒一人ひとりの身体の状態を考慮したら、カエル足ストレッチをやろうという発想にならないはずなのです。