続き。


ティップネスのスタッフになったら、まずは研修です。


何もわからないまま初出勤。


2週間前から研修している男の子と一緒にジムでの研修を受けることに。

彼は今社員としてバリバリ働いてます。


担当はマッチョなお兄さん。(その後独立してご自分のジムを創設されました)


いきなりスクワットやベンチ、バーベル、ダンベルを使ったフリーウェイト???


「このくらい持てるだろ(笑)」

とベンチフライでいきなり4kgのダンベルを2つ持たされ身動きが取れなくなり、同期の男の子に助けられたりしていました。


その時言われてショックだった言葉

「その筋肉量でできないとは筋肉使うの下手くそだな」


バレエって全てのダンスの基礎、私はその基礎を頑張ってきた、子どものときに間違っていたことを高校生から直してきた… 

でもこんな簡単なことができないくらい下手なんだ…


って、チョット待って?

私バレエ教えたいって言ったし、面接した支配人が「やらせてあげるよ」って言ってた…

なんで筋トレなんてしてるの?


しばらくは言い出せず意味のわからないままジムの研修を受けていました。


そしてスミスマシンでのスクワットの研修も、まずスクワットが正しくできない。

まだわかっていなかった私は、その直後に真実を知ることになるのです。


12月中旬から研修を始めて、1月の途中で社員に話しました。

「私、バレエを教えるために入ったのになぜあんな研修を受けないといけないんですか?」

↓↓↓

1月に入って、社員の大異動があってごっそり社員さんが入れ替わっていました。

社員「え? あなたジム採用でしょ? 何言ってるの?」


スタジオレッスンを担当するには外部委託業者であるインストラクターとしてオーディションに受かるか、スタッフとしてスタジオレッスンのテストに受かるかしか方法がないと説明されて、内心「騙された?」と考えていました。


結局、その次の勤務からフロント担当に変更し、入会手続きなどの研修を受けることになるのです汗汗汗


まだ筋トレはバレエにとって良くないも思い込んでいたもので…


面接のときの支配人はジム採用→検定合格→スタジオ担当と考えていたようなのですが、私も他の社員もその考えを耳にすることなく異動されてしまったので、当時は嘘つかれた!と憤慨していました。。。

この経験から、考えは相手に伝わるように説明するべきだと学びました。


ティップネスでバイトを始めて2〜3ヶ月後、友人の知り合いの先生の代行でメガロスというスポーツクラブで代行でレッスンを担当することになりました。

友人に依頼がありましたが、友人ができない日程で、スポーツクラブでバイトしている私ならと思って声をかけてくれました。

このときが生まれて初めてのバレエの指導のお仕事です。


その後、フロント業務に慣れた頃に請求書などやバイトのシフト管理、売上の収集などのオフィス業務を担当するようになり、しばらくはパソコンと向き合う日々を送りました。

デスクワークの辛さを知ったのはこの頃です。

レッスンで疲れた身体、ずっと座っていてお手洗いに行こうと立ち上がってもすぐに動けない。

立ってる方がマシと思っていましたね。


そうこうしている間に、メガロスでレギュラー担当をされていた先生が妊娠をされたことを機に退職され、私が変わりに担当することになりました。

初めてのレギュラー担当レッスンでした。


ティップネスでは、本社とのやり取りがある業務を担当していたおかげで複数の社員さんと知り合い、スタジオレッスン担当者のオーディション情報も入ってきました。

2年ほど(?)のうちに2回受けて、2回とも落ちました、はい…


フィードバックは

・説明に自信がなさすぎ

・身体の外側を使いすぎるのでインストラクターとしてお手本にはならない

・服装もバレエらしく、自己演出を。


グサッと刺さりましたね。

全部そのとおり。


まだまだ続きます。

色々ありすぎました(笑)

また次回に。