私はバレエの専門学校を出た直後は、半年ほどは普通にファストフードチェーン店でバイトをしながら毎日レッスンをしていました。
個人の教室をやめてバレエ団の付属のスタジオで育ったので、バレエ団には元ダンサーの先生、クラスには超優秀な年下の子達がいて私なんてただ習いに来ている人の一人でした。
うちは親からは「大学に行かせたつもりで22歳の3月までは助けてあげる。4月からは生活費を家に入れなさい。」と言われていたのでまだ猶予期間でした。
バイトで疲れてレッスンの質が下がり、これではいけないと思いながらもどうして良いのかわからず悶々としていたとき、スタジオで聞こえていた会話。
「私さぁ、ティップネスってスポーツクラブでバイト始めたんだ! バレエもちょっと教えてる。」
何!?
と聞き耳立てました(盗み聞き 笑)
ティップネスって確か吉祥寺にあったはず!
その日のレッスンの帰りはたまたまバイトが休み。
そのままティップネス吉祥寺店のフロントに行って、
「私バレエやっていて教えたいです。バイト募集してませんか?」
と。
猪突猛進が功を奏したケース(笑)
11月だったので就職が決まった学生さんが春でやめてしまうからと、翌週にアルバイト情報誌に掲載するところだったと。
面接の日時をその場で決めて、面接の時にはすでに採用が決まっているような状態でした。
この頃、私はまだ筋トレなんて必要ない、バレエ頑張っているしストレッチ毎日してる、腹筋だってやってる、と自信満々でした。
ティップネスに入ったことが私のその後の人生を大きく好転させることになるのです。
長くなるので分けて書きます。
また明日