今回も生徒からの情報。
他の先生のクラスで
「バーをしっかり握って」
と指導されたそうです。
まだバレエ歴が浅い生徒なので、本人いわく「私が揺れるからでは…」とのこと。
腕にしっかり力が入ると揺れなくなると言われたそうです。
たしかに腕の力が支えになって一時しのぎにはなるかもしれませんがバレエの体作りには逆効果です。
バーを正しく持つと体幹が引き上がります。
手の平でバーに圧をかけ、それを利用すると効率よく体が整うのですが、圧の強さと、圧をかける角度が人によって微妙に違うのでそれはレッスンで指導しています。
手の平がバーにフィットして、指は自然に置きます。
腕にはバレエらしい張りが生まれますが力を入れるのとは違います。
バーの持ち方は立ち方。
私のクラスで教えると、バレエ経験が長くても「初めて教えてもらった」と言われることが多いです。
姿勢や動きに大きく影響するのでバーの持ち方も大事です。