ピアニストさんとのお話で。
ジブリ、ディズニー、バレエの有名な曲などをレッスンで弾かないでと言う先生もいるそうです。
私もそういう先生を知っています。
私は使うの賛成!
なぜかというと、クラシック音楽の知識もなく、ほとんど聴いたこともなく、リズムが何かもわからない人に知らない曲で、慣れないバレエの動きをしろって酷な話じゃないですか?
これには年齢は関係ないと思います。
小さな子はまだ良く知らない場所に連れてこられてどんなことが起こるのかもわからず不安いっぱい。
大人も知らない世界に飛び込んできて、動きも音楽もちんぷんかんぷん。
バレエのハードルをわざわざ上げなくても良いのでは?と思うのです。
知っている曲、好きな曲から始まって、慣れてきたら少しマイナーな曲やピアニストさんのオリジナル曲なども使ってみます。
バレエのパと音楽の関係がある程度わかっていないと、バレエ全体の難易度を高く感じてしまいます。
最初にわかりやすくするとできることが増えて、好きになったら「もっと頑張ろう!」と思えます。
私の考える、バレエの入り口で最初に覚えることは
1、バレエの姿勢
2、バレエのポジション、動き
3、音楽との関わり
まず動きを覚えないと音楽がわかっても動けません。
3の段階まで来たら、音楽も理解してもらいたい。
ここで二拍子、三拍子、四拍子、八分の六拍子くらいわからないと、前奏の間にリズムやテンポをキャッチできないので、聞き取りやすい曲から。
知ってる曲や好きな曲がバレエ用にアレンジされているのを聴くとテンション上がりませんか?
私は大好きなミュージカルの曲のときは踊りながら歌ったりします
幼児クラスで反抗期が重なって、スタジオに入る時点でグズグズな子が多い時期がありました。
偶然、みんなディズニープリンセスが大好き。
1年くらいディズニーのCDばかり使って楽しくさせていました。
バレエ自体を好きになってくれたと実感したあと、theクラシックなチャイコフスキー、シューベルト、ビゼーなどの名曲のアレンジのCDを使ってみたところ、シューベルトの子守歌で音楽に乗って身体を揺すり、ビゼーでノリノリ
2年ほどたった今、振りを伝えるときにカウントの説明をしただけで音が取れるようになっていますよ。