私も、私が親しくしている先生も、生徒のケガには精一杯対応します。
『知識がないから生徒自身の責任に任せる』という人もいますが、指導者ならある程度知識はあったほうがいいと思います。
例えば、
・アイシングなどの応急処置
・レッスンをどのくらい休むのか
・ケガをした箇所以外のトレーニングが可能か
・そのトレーニング種目の指導
・ルルヴェやジャンプの復帰、ポワント復帰の時期
・ケガをした箇所によって固まりやすい筋肉のセルフマッサージの指導
・復帰後、弱った筋肉の強化方法
講師をしているバレエスタジオアクシスの先生とはこの意見が合います。
基本的にはいつも考えが一致するのですが、どうかな?と思ったらお互いに相談します。
ケガをすると多少なりとも身体のバランスが崩れます。
バランスが崩れたままバレエをしても、身体に余分な負担をかけることになるか、上達に限界が来るか、新たな故障をするか…
頑張り屋さんほど休むことに罪悪感を抱きがち。
休むことを指導するのも先生の役目となることも。
バレエの先生はレッスンだけ教えていればよいのではないと思います。
安全に健康にバレエライフを送れるということは日常も安全で健康です。
健康でないと良い踊りはできません。
健康を保つこともダンサーには必要なことです。
バレエのテクニックはもちろん、そのための周辺のことも指導できる先生でいたいです。