今回は振り付けを覚えられない
覚えたと思ったのに途中でわからなくなる
という人向け。
何をやっているのか全くわからないという場合はクラスの難易度が合っていないと思われますのでレベルがあっているはずなのに…というケースです。
ゆっくりなら一人でもある程度できるのにパとパのつなぎがわからない、曲がかかるとパニック!などはリズムが理解できていない可能性もあります。
スッとわからない動きは体の動きと音楽のリズムの組み合わせ方を考えましょう。
例えば
・裏拍が取れていない
・パのどのタイミングと、音楽のアクセントが合うのか理解できていない
・次のパの動き始めと終わりのタイミングをリズムで理解できていない
などの理由が考えられます。
特にアレグロ、グランワルツはリズムがわからないと全く動けなくなることもあるかと思います。
先生が振りを説明しているとき、自分で確認するとき、リズムに乗ってカウントも数えながら動いてみましょう。
クラスの様子によりますが心の中で数えたほうがよいかもしれません。
私は「自分でカウント言いながらやってみて」というときもあります。
その様子を見ていると生徒が自分で解決できるのか、もう一度説明をしたほうが良いのか判断できます。
でも声に出してやってもらうと、「あ、わかった」となることがほとんどです。
音楽で踊るとき、メロディに乗る前にリズムに乗るように意識しましょう。
はじめに言いましたが、わからなくなる場合ですよ。
すぐに音楽に乗って間違えずにできるならカウントばかり数えないで大丈夫です。
身体でリズムを刻みながらのほうが全身の動きのタイミングも合ってきます。
一度リズムが崩れるとわけがわからなくなるものです。
動きを間違ったときもリズムは崩さないようにします。
ただし、先生でもカウントを数えられない、曲を聴いても何拍子かわからない、という人もときどきいます。
そういう先生の振り付けは、今回の『リズムに乗って振りを覚えること』が当てはまらないので、わからないことは先生に質問しましょう。
知っている先生でいるんです。
音楽をかけながらじゃないと振り付けを説明できなくて、「音楽のここでジャンプ!」「ここでバランス!」という説明の仕方の人が…
カウントに当てはまらないので先生の感性を理解するしかないのですがそれができないなら受けるクラスの変更をおすすめします。
バレエは音楽ありき。
無音のバレエも存在しますが、無音の中にリズムがあります。
基本のパは音楽があることで発展してきましたので、動きか少しわかってきたらリズムの意識も忘れないようにしてみてくださいね