大人の生徒がよく口にする(最近は色々わかってくれて言いませんが)
「子どもの時からバレエやっていたらもっとできたのに」
実はこれ、そうとも限らないのですよね。
私のように間違っていることに気づかず、大人になるまで同じ教室で習い続けたらかなり早い段階で限界が来ます。
子どものときは今ほどバレエが好きにならなかったかも。
子どもも、器用な子と不器用な子、努力できる子できない子、一人ひとり違います。
発表会を観て印象に残るほど踊れるということはそれなりの年齢でしょう。
大きくなるまでバレエを続ける子は全員ではありません。
比較的できる子、頑張れる子が中学・高校以上も続けているのでできない子はもっと早くにやめています。
幼児期からバレエをしていてきちんと教わっていない人と、大人になってから始めてきちんと教わって頑張った人だと、どちらがバレエ歴が長いかなんて見た目ではわからないこともあります。
過ぎた時間を悔やむより、『これから』に目を向けられると良いですね。