私はバレエスタジオ以外にもスポーツクラブでも教えています。

スポーツクラブは登録店のみの利用と、エリア会員といって決まったエリアの店舗を共通利用できる人もいて、単発で受けに来られる会員さんもいます。


とんでもなく足に合っていないポワントを履いている人もいて、私は遠慮なく指摘します。

だってそういう人に限って「先生の教え方が悪い」って思いがち。


よくある質問シリーズ。

『このポワントがいいって友達が言ってたんですけど…』


顔のパーツは同じでも、顔立ちが一人ひとり違うように、足の形も人によって違うます。

また、どんなに見た目が似ていても、動かし方、足の強さ、体重などポワントの種類を決める要素はたくさんあります。


人が良いと思ったものが良いとは限らないのです。


そして、ポワント難民の皆さんとも大勢出会ってきました。

バレエシューズでの基礎がきちんとできていることが前提ですが、最初から先生が合うものを見つけてあげられたら、フルポワントで立つことからバーを離せるようになるところまではそんなに大変ではないのです。

難しいバレエテクニックはその先になりますから。


すごく頑張ってポワント歴が週1回以上、数ヶ月以上たっているのに

・立ち切れない

・バーを離したら一瞬も立っていられない

・バーを離せる気がしない

という人はシューズが足に合っていない可能性大です。


また、リボンの付け方、ポワントの履き方で変わる場合もあります。

代行したクラスで、1回も立てないという人が間違った足の入れ方とリボンの巻き方をしていたので直したら、スッと立てたこともあります。


あっているシューズは試し履きの段階で真っ直ぐ立てます。


ポワントの型、履き方が合っているのに…という人はバレエシューズのレッスンを見直したほうがいいですね。