私は他のバレエの先生より体のことに詳しく、ずっと抱えていた痛みが私のレッスンを受けることでなくなったと喜ばれることもよくあります。
それが口コミで広がり、痛みのある人が相談に来ることもしばしば。
私、バレエの先生、トレーナーではありますが医療関係者でも治療家でもありません。
日常の動作、バレエの動き方の悪いところを見つけて筋力バランスと動きの直し方を教えることはできますが、痛みを消せるわけではありません。
直し方を教えても、やるのは生徒さん自身です。
また、そういう人の多くが「どうせ休めと言われるだけだから」と病院にさえ行っていません。
または一回行って、「休めと言われただけだったから二回目は行かなかった」ということが多い。
接骨院や鍼灸院はレントゲンを撮ることができません。
ケガ、いつの間にか痛みが出てきた場合にはまずは整形外科へ。
可能ならば周りの人の口コミなど聞けると良いですね。
私のアキレス腱症ですが、最初はそこまで重症ではない感じでいつもの鍼灸接骨院で治療を受けて良くなって、ちょっと動いたらまた痛くなって…と繰り返していました。
治りが悪かったので整形外科受診をすすめていただいたのに、自分で受診を後回しにしてしまいました。
結局、骨の変形が見つかったのが最初にアキレス腱炎になってから8ヶ月後。
もうちょっと早く病院に行っていたら痛みがぶり返す原因がわかって適切な対処ができていたのに。
私の話を聞いて、周辺のバレエの先生の何人かがしばらく長引いていた痛みを心配して病院に行ったら治療が必要でした。
誰かに頼りたくなる気持ちはわかります。
でも、やっぱり専門の病院で診てもらって、リハビリして、バレエに行っても大丈夫と言われてから来てください。
他のケースでは「骨折では?」くらいの足の痛み。
病院に行ってもらって「異常なし」と言われて←っていうのもおかしいですけどね
腫れもなく動かせるけど痛いと言うので改めて確認。
その方、足裏の横アーチが落ちていました。
そうなるとドゥミポワントでMP関節(足指の付け根)に激痛が走るんですよね。
鍛えるよりまずは普段のフルポワントまでの動きを直すところから。
ちゃんとできていたら、アーチが落ちるなんてことないので使えていないから筋力不足→キャパオーバーで疲労して落ちる。
どうしても無理ならその部分のトレーニング。
相談されることが多いので書きました