教室の選び方、今回は子ども編です。
大人は自分がやりたくてやるので、ご自分で好き嫌い、どこまで妥協できるできない、など決められますが子どもの場合はちょっと違いますね。
年齢が低いほどお子さんと先生との相性も大事です。
私はベビーシッターをしていたくらいの子ども好きで、子どもには懐かれやすいです。
何人も面談して、他のシッターさんは全員泣いたというお子さんも私だけ大丈夫だったというケースがたくさんありました。
バレエの先生もそういうことがあって、先生に馴染めなくて教室を移ってきたお子さんもいます。
だから見学、体験は必ず行きましょう。
その際にチェックしたいポイント。
☆発表会の頻度、費用、普段のレッスン以外のリハーサルの回数
大きな発表会は2年に一回でも、地域のイベントやミニコンサートなどで結局年1回以上舞台参加があるようなケースも。
リハーサルが始まると普段のレッスン以外に土日は全部朝から夜まで、なんて教室もあるので要確認です。
入会前の確認必須です。
☆トウシューズを履く年齢(12歳くらいだと安心)
あまり早いと骨の変形などで将来苦しむことも。
また、子どもの成長についての知識などがない可能性もあるので要確認です。
☆コンクールなどに参加するのか
コンクールに参加するとなるとかなりの時間とエネルギーとお金をバレエに使わないといけなくなります。
また、低年齢で長時間練習したり、年齢に合わないテクニックをやることは身体の負担になります。
よっぽどコンクールに参加したい場合以外は要注意です。
☆レッスンの方針
プロを目指すくらいしっかり習いたいのか、ちょっと習えればいいのか、習い事の範囲だけれどきちんとやりたいのか…などどの程度やっていきたいのかという希望にあったお教室を探しましょう。
☆少し大きい子のクラスも見学(または発表会観覧)
可能なら、少し年齢が上がったクラスの様子も確認します。
将来お子さんがどのようになるのか、様子が少し確認できますね。
小さい子が達者でも、小学校高学年以上になるとみんな脚がやけに太い、動きがきれいじゃない、などあったら要注意。
幼児のときはあまり厳しくなくても、大きくなったらみんな上手!というお教室もあります。
先生の力量が見えます。
子どもの見えている世界は狭く、ご家庭、幼稚園・保育園や学校、習い事で毎日が過ぎていくわけです。
私はお子さんの人格形成や将来に大きく影響するかもと、責任重大と思って教えています。
子どものバレエは人育て。
お教室選びは慎重に。
安いから、近いから、だけでは選ばないことをおすすめします。