ポワントのこと、色々書いていますがそもそもブログとTwitterは、バレエには危険なレッスンと安全なレッスンが存在して、私は安全で上達するレッスンをやっているよ!と宣伝と注意喚起のために始めました。
ちょっと長くなります。
代行で教え始めた2001年、2002年にバイトをしながら週1クラスのみ。
私は教えに向かう電車のなかで、毎週心臓をバクバクさせながらレッスンでやるアンシェヌマンを一生懸命考えていました。
初めてのレギュラー担当レッスンはスポーツクラブで教え始めたうえ、前の担当者が妊娠されて急に担当変更になったため、どんなクラスかもよくわからないまま教え始めました。
はじめましての日。
とりあえず様子を見ようと、両手バーのアップとプリエ。
あ~ら大変! 超初心者ばかり!
しかも膝などにサポーターやテーピングの人が複数。
脚もムチムチして筋肉全然ないし、爪先も動かせない。
これは親切に教えなければと入門レベルの基礎ばっかりやりました。
毎週減っていく参加者。
あれ???
数週間たって、親切な会員さんが教えてくれました。
「このクラス、みんな10年くらいのベテランばかりなんです。先生がきちんと教えようとしてくださるのはわかりますが前の先生のときはグランワルツまでやっていたので。。。」
びっくりでした。
10年やってこれ?と。
さらに他の先生の日にはバリエーションレッスンまでありました。
一体どんなふうにやっているのかと見学させてもらったことがあります。
いや、ひどかったですね。
こんなのバレエじゃないと憤慨しました。
そのうち、知り合いのスタジオで子どものクラス、他のスポーツクラブでも大人のクラス…
と担当が増えていきました。
子どもはいいとして、スポーツクラブではやっぱりバリエーションやポワントクラスが人気。
でもみんな膝が痛い、腰が痛い…と言うのです。
バレエは趣味の範囲でちゃんとやったら痛くならないということを広めたかった私は決断します。
みんながそんなにバリエーションやポワントをやりたいなら、私がきちんと教える!!!
だってやりたい人が大勢いるのに、、、
生徒がいないと先生の職業って成り立たないんですよ。
どんなにいいレッスンをすると言っても、生徒がゼロでは意味がないんです。
ゆっくり基礎をやるのは嫌ではないけれど、比べるとバリエーションのほうが断然参加者が多くなる。
私が安全に、体を痛めないバリエーションレッスン、ポワントレッスンをして、痛みを抱える人を一人でも減らせればと思いました。
ただし、このときはまだ「大人でもできるバリエーションは限られているなぁ」と考えていました。
長くなるので次回に続きます💦💦