先日、ちょっとした事件がありました。


大人の生徒の方です。

詳細は書けませんが。。。


私の指導は教えるのではなくて強制だそうです。

自分の判断でやりたいとのこと。


指導が丁寧、上達させるということは口うるさいです。

私は自分のクラスに定期的に来てくれる生徒さんにはできるだけ平等に真摯に向き合います。

(週一回以上の人と隔週の人でその生徒さんについて私が知っていることの量に差は出てきますが)


注意やおうちでもできること、とにかく情報量の多いレッスンであることは自覚しています。


きれいに踊ってもらうためにはケガや故障は敵になります。


当然、その管理のアドバイスもします。

動きの癖による痛みはレッスンで改善できます。

ただし生徒さん自身の努力が必要です。

私はやり方を教えることしかできません。

痛みがなくなって、踊りのレベルも上がったら私も嬉しいです。


私は今まで指導してきた生徒さんの状態、スポーツクラブの会員さん、インストラクター、トレーナー、バレエ関係の知り合い、多くの人のケガからの回復や痛めた経緯などの膨大な量の情報が頭の中にあります。


バレエの先生としては、ケガや故障の知識がある方だと思います。

多くの人が動かし方を修正したり、筋肉をほぐしたり、足りない部分の筋トレをすることで状態は改善しています。

※わからなかったりセルフケアで無理と判断したら病院に行くことを勧めています。


私の大人の生徒さんの多くが他のスタジオでもレッスンをしていて、上達しない、痛みがあるなど悩みのある人です。

ずっと続けてくれる人は素直に受入れてくれて状態は改善していきます。

もちろん、医学的な原因があってどうしても無理なケースもあります。

でもうまく付き合っていける方法が見つかって少しでも楽しくバレエを続けられる方がいいですよね。


上達したい、丁寧に教わりたいということはそのたくさんの情報を受け止めて努力することが必要です。

うまくなりたいと言っても、努力したくなければ軽く楽しめるレッスンをする先生のほうが相性が良いこともあります。

細かく教わらないと納得できない性格なら口うるさくて細かい先生のクラスに行かないと物足りないですね。

生徒さん側に先生を選ぶ権利がありますが、先生にも生徒を選ぶ権利があります。

レッスンの内容が不満だらけなら他のお教室、先生を探しましょう。


教える人、教えられる人の関係は人間と人間のコミュニケーションだと思っています。