最近は減ってきましたが一時期、他の先生のクラスでポワントを履き始めた人がソール全体を柔らかくしすぎていて立てなくなっていました。
立てないからと私のクラスに来るのですが、シューズを買い直してその人の足に合うようにほんの少しソールの一部にしなりをつくり出すだけで快適に立てるようになるケースが多くありました。
なぜそうしていたのか確認したところ、先生が「このくらいしないと」とグイグイやって柔らかくしてしまったのだそうです。
プロでも脚が強く、柔らかいシューズが好みの人はそれでよいかもしれません。
アマチュアで、まして大人になってからバレエを始めた人は中足骨の硬い部分(骨皮質)が普通です。
幼少期からドゥミポワントやジャンプをする種目をやって成長期を過ごした人はこの硬い部分が分厚くなります。
筋力や爪先の使い方も違います。
初心者ほど、足に合った形で、足に合った硬さのシューズを履くべきです。
柔らかすぎるシューズを履いた場合のデメリットを書いた記事がありますので紹介します。
https://pointemagazine.com/the-dangers-of-dancing-on-dead-pointe-shoes-and-5-ways-to-prevent-injury/
英語がわからない人はブラウザで翻訳機能を使うとだいたいの内容はわかっていただけると思います。
レントゲン写真で柔らかすぎるシューズと新しいシューズを履いたときの足の違いをわかりやすく説明してくれています。
ぜひ読んでみてください
