私が教えているジュニアバレエは、3歳から上は大学生。

主に講師をしているバレエスタジオアクシスの生徒達です。


アクシスはバーレッスンは小学校に上がってから、ポワントは12歳からです。


経営者はバレエ専門学校の先輩で本当にバレエ教育のことや子どもたちの身体と心の成長のことを考えて指導されている先生です。


もし途中でバレエをやめてしまっても、バレエをやっていたことで身体に痛みを抱えるようなことを防ぐための工夫がたくさんされたレッスンを行っています。

頑張るけど無理はしない、させない。

バレエのプロを目指したくなったときに困らない基礎。



最近ちらほらと低年齢のコンクールの話題を耳にします。


私とかなり似た意見のコラムを見つけました。

https://www.dancerslifesupport.com/competition-2/ 


身体も心も成長途中の低年齢のお子さんがコンクールに出る必要がどこにあるのでしょうか?

コラムにもあるように、早いうちにソロを踊るのは将来大して役に立ちません。
むしろ、仮にプロになれたとしてもほとんどのダンサーが群舞です。
グループレッスンで集団でバレエをする上で必要なルールやマナー、人との関わり方を学ぶほうがずっと大切です。

正直なところ、個人レッスンをたくさんすることで収入を確保する目的で生徒にコンクール出場を持ちかける先生もいます。

私は個人レッスンは生徒さんから依頼された場合だけです。
自分からは「あなた個人レッスン受けない?」なんて言いません。
バレエのようにコツコツ自分を磨く必要があるものは自主性が大切だからです。
先生から言われるのではなく生徒本人がやりたいと思わないと意味がないのです。

大人のプロの中でも選ばれたごく一部の人が踊るバリエーションを低年齢のお子さんが踊ることでまだ未熟で柔らかい骨格に負担がかかって取り返しのつかないことになる前に、親御さんが考えてあげてほしいと思って書きました。