スポーツクラブの成人クラスで時々ある問題。

《曲と踊りの拍子がずれる》
それにより、踊ることができない。
または振り付けた通りにできていない。

音が取れない、リズムが取れない、とは違います。

曲が三拍子なのに動きが四拍子または二拍子になるびっくり

日本の子どもがよく耳にする曲って四拍子がダントツで多い。

三拍子とわかっていてもずれてしまう人は多いです。

ずれるパターン
 ① と 2 と 3 と…
①しか聞いていない(あえて聴くではなく聞くを使います)

ずれるパターン
音楽 ① と 2 と 3 と ① と 2 と 3 と…
生徒 ① と 2 と 3 と 4 と…

ずれるパターン
 ① と 2 と 3 『と』 …
 3拍目の裏拍がない。その分動きの方がタイミングが徐々に早くなります。

が特に多いですがたまにもあります。

なんて、ある意味器用なんじゃないかと思えるずれ方ですが、気持ち悪くて気づくのではと様子を見ていたところそのまま直らないので途中でストップを書けてやり直しましたあせる

が一番修正が難しいように思います。ご本人、気持ちよく三拍子に乗っているつもりのことが多いのです汗

バレエのパは音楽と密接な関わりがあります。
音楽と一緒に踊るから、足の運び・アームスの運びがスムーズに美しくなるのです。

音楽がわからないと、バレエも踊れません。

何より先生は生徒さんに
「これを練習してもらいたい」
とそのアンシェヌマンにしているのです。
言われた通りでないと、その練習ができていないわけです。

そして、これらを全て1回でパーフェクトにできなくてもいいです。
『練習』ですから。

ただし、できないのとやらないのは違います。

ちなみに私は振りを伝えるとき
1回目 数字のカウント
2回目 口三味線
新しいことをやるとき、経験の浅い人が多いときはマーキングもします。

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ここまでやっても!  説明を聞いていないのか、音楽が聴き取れないのか不明ですが上記のような人がいます。

せっかくレッスンを受けに来ているのだから、意識すべきところを気を付けて何か得てもらいたいですニコニコ