私自身、運動が苦手で体育の授業が大嫌いな子どもでしたが、その理由が大人になってからわかりました。

生徒さん、お子さんが当てはまるのでしたら是非助けてあげてほしいです。

私は小学校入学の頃は小さいほうで、卒業する頃に165cmくらいでした。

毎年およそ8cm伸びていたのです。

伸びる骨に常に筋肉が引っ張られて、パフォーマンスが悪い状態だったわけです。

13歳のときに今の172cmになりました。

50M走 11秒くらいでしたが成長期が終わって落ち着いた16歳のときにいきなり8秒になりました。

成長期、身体の成長に追い付いていなかった筋肉のパフォーマンスが、ずっとバレエのレッスンとストレッチをやっていたことによりバランスが取れたときにパフォーマンスが発揮できるようになったのです。

ただ、これはもう少し辛い思いをせずに済んだた思われます。

子どもの頃のバレエの先生が
「腿の前は伸ばすと動けなくなるからストレッチしてはいけない」
と教えてきたのも私にとってはマイナスでした。


大切なのは

引っ張られている筋肉を正しい方法でストレッチすること。

適度な運動をして筋肉を動かすこと。
※この運動で余計な負荷をかけるとケガの元になりますので注意が必要です。

先日の反張膝のお子さんのように、親御さんが指導者を選ぶことも必要です。

背が伸びるのが早いと運動が苦手な場合が多いですが責めたりせず、適切なアドバイスをしてあげましょう。