『身体が硬い』と一言に言っても人によってどのように硬いのか、どうしたら良い状態になるのかは異なります。
今日は身体が硬い原因として多い2つについて書こうと思います。
・筋肉が硬い…ストレッチ不足、こり、疲労などにより
・関節の可動域が狭い…股関節のソケットが深いなど
今回メインでお伝えしたいことはほとんどが筋肉の硬さからくるということ。
よくいらっしゃるんです
「私、生まれつき身体が硬くて…」
と言うかた。
生まれつきではなく、柔らかくする機会がなかっただけです。
子どもでは背が伸びるのが早い子のほうが硬いことが多いです。
骨の成長に筋肉が引っ張られて長くなっていくためです。
つまり、成長期に柔軟性を上げるストレッチをしたことがない大人のほとんどが身体が硬いのです。生まれつき柔らかい人は存在しますが本当に稀です。
私自身、6~12歳で48cm伸びたため、運動が苦手でいつも他の子より身体が硬い子どもでした。
バレエのクラスの中でも一番硬かったので小学生のときから毎日ストレッチしてきました。
今でも、ストレッチをしなければ開脚もできなくなると思います。
先生になってからも毎日のケアは欠かしません。
大人からバレエを始めたと言っても、その年齢は様々で20代からの人もいれば60代・70代から始めた人もいます。
年齢は関係なく、柔軟性をあげられた人はたずねてみるとおうちストレッチを毎日やっています。
柔軟は一気にすることはできないのでコツコツ続けることが一番確実です。
筋肉は様々な方向から身体を支えていますので開脚したいから、脚を挙げたいからとその方向だけストレッチすればよいものではありません。
レッスン前後、レッスン中に遠慮なく質問してくださいね

骨格により硬い人も実はとても少なく、筋肉の柔軟性を上げることでバレエらしい動きができるようになります。
諦めずにコツコツと、が大事です。