私は新しいコンディショニングやトレーニングをお教えした後、生徒さんの動きが変わったと感じたタイミングに、「前回のレッスン後に筋肉痛になった?」とたずねることがあります。
よく返ってくる言葉
「翌日(または2~3日)後にきました。やっぱり年なのかしら(笑)」
年齢ではないんです。筋肉の働き方、その人の身体の使い方、今後のレッスンの方向性を決めるのに重要な情報なんです。
決して「遅かったのー! 年齢のせいね(笑)」なんて意味ではありません。
私のレッスンを受けてくれている方が最近ブログを見てくださっているようなので😊 レッスン中はその場でやることに熱中してしまってなかなかここまで説明できないので書くことにしました。
筋肉痛がすぐに来るときは速筋を多く使ったとき、遅いときは遅筋をたくさん使ったとき。
バレエは両方使います。
そこそこの負荷がかかることをして疲れたのに筋肉痛が起こらないケース
・筋力が十分にあって筋肉痛が起きるほどではない
・筋肉の収縮が十分に起きずに筋肉痛にもならない(こちらが断然多いです!)
後記の場合は筋力が足らないので筋力アップを目指したいですね。
ジャンプなど瞬発系の動きが多かったのに遅れて筋肉痛がくる。
↓
これ、多少年齢とも関わってきますが速筋がなまっていて主に遅筋が働いている場合に起こると言われています。年齢が上がるにつれて普段の動作もゆっくりになりがちですね。これが問題。
元々瞬発的な動きより持久系が得意な筋肉に瞬発的な動きの練習させるのですから疲れます。
そのまま放っておくとケガにも繋がりかねないのです。
瞬発系のトレーニングも取り入れて鍛えますが、疲れも出るので教えたらあとはご本人の努力次第です。
ストレッチやほぐしなどのケアもしつつ上手に鍛えたいですね。
結論 筋肉痛はよい場合も悪い場合もあり、筋肉の状態を知るバロメーター、です。
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