子どものときのレッスンで、アダジオが一番嫌いでした。何故かというとツラいから! 先生は「もっと脚をあげて」「脚の付け根縮めて!」「もっと力を入れて」
毎回嫌でたまりませんでした。
そして、先生から言われていたこれらが間違っていたことをずいぶん後になって知るのです。。。
子どものときに知っていたかった。誰か教えてくれていたら私のバレエ人生もっと違うものになっていたかも。というところから今のような教え方になりました。
《脚が重たく感じる理由》
・軸足に重心が正しく乗っていない
・骨盤が不安定(重心が真っ直ぐ乗るところがわからない)
・ターンアウトの感覚がわからない
・柔軟性が足りない
・筋力不足
・力んでいる
・挙げる脚に意識が集中、他のことなんて考える余裕がない💦
・上記によって上半身ほったらかし
などなど…
いきなり脚が高く挙がる人も稀にいますがほとんどのかたがアダジオになると構えて力む、脚が重たくてツラいだけで終わることが多いです。
私のクラスでは脚は低くてもよいのでその人が一番きれいに見えるフォームで音通りに動いてもらうことからお教えしています。筋力も必要ですが筋力があることと力を入れることは違います。正しく身体を使えるようになると柔軟性がある分、筋力がある分、挙がるようになります。
何を気を付けたり修正するかは人によって違いますので上の例から勝手に判断することはやめてくださいね。思い込みは上達を妨げます。
正しく身体を鍛えて素敵なバレエライフを
ひよこ座バレエ
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