今日もレッスン中の質問から。
股関節を動かすエクササイズ中のことです。
「私生まれつき内股で…」
私はまず先天性股関節脱臼、過去の事故など股関節の変形の可能性のある既往歴があるかたずねます。
何もなければ、ほとんどの場合が歩き始めの癖が抜けなかったものととらえています。つまり、筋肉の使い方を矯正できたら内股は直せます。
赤ちゃんの時の歩き始めを想像してみてください。よちよちして、少しバランスを崩すとしりもち。これは歩き方がしっかりわからないことと、まだ成長途中で骨も柔らかく筋力がないためです。少しずつしっかり歩けるようになるのは歩き方を理解し、筋力がついてくるから。
それから成長とともにできることも増え、遊びや体育の授業・習い事などで動きのバリエーションが増えます。
途中で足がまっすぐ見える歩き方をマスターすることもあれば最初の癖が抜けずに大人になることもあり、ここで個人差が生まれます。
学生時代の部活などで先輩から教わったトレーニングを訳もわからず頑張って、歪みが出てしまうこともあります。そういった指導は専門の先生にしてもらいたいところです…
筋肉は大人になってからでもトレーニングで調整可能です。そのためには正しい方法でトレーニングすることが大切になります。
今回のブログ、『内股』を『がに股』『O脚』『X脚』に置き換えても意味が通じます。O脚・X脚は内股・がに股以上に膝の個性が関わってきます。
直し方をバレエ(他の踊りやスポーツでも)先生に質問して、明確な答えが帰ってこなかったらぜひ私のレッスンに来てみてくださいね!
個人レッスン(1時間 5,000円~)も承ります。
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