船は🚢のマークの寄港地まで入り組んだ島々の隙間を通って進んでいく。
お恥ずかしい話、スウェーデンがこんなに島々した国だとは知らなかった。
フェリーは時間通り、10時に停泊。
ワルシャワに戻る飛行機の時間は19時半。
2時間前にアーランダ空港へ行くとして、観光出来る時間は7時間だ。
ヘルシンキ5時間にストックホルム7時間という弾丸旅であるが、ひよこよさんは食べたいものがある。
シナモンロールとヘラジカの肉である。
シナモンロールはスウェーデン発祥だという。
これは是非とも食べて、脳内にある
“本場現地で食べましたスタンプ”を押さねばならない。
あとはヘラジカ。
マタギに縁なきひよこよさんはジビエも未経験なので比較のしようがないが、
ヘラジカが名物だというなら食べねばならない。
そんな思いもあり、友人と向かったのはガラムスタンと呼ばれる旧市街。
旧市街は驚くほど雰囲気がいい。
小学生の時に読んだ“長靴下のピッピ”の作者もスウェーデンの方。
何やら有名らしい、繋がっている家々の広場も行ってみる。
たくさんマグネットにもなっていたから有名地なのだろう。
これはひよこよさんの、通常運転での写真撮影スタイルである。
地面少なめの空多めで下から撮りたい時に毎度かにスタイルとなるのだが、
今回友人が客観的に撮っていてくれて今回初めて自分の姿を見た。
今月40歳を迎えるにあたり、せめて背中だけは出ているか確認してから撮影に臨まねばならないと再確認した1枚であった。
お昼は望み通りヘラジカをご注文。
手前はIKEAでお馴染みのミートボール、
ヘラジカは奥のシチューである。
獣臭のひとつやふたつを覚悟して食べたのだが、びっくりするほど柔らかく、
クセなど何もないシチューであった。
何なら“豚の肩ロースを煮込みました”と言われれば納得してしまう。
欧州で食べたお肉で1番の柔らかさを誇ったのがこのヘラジカである。
そしてどのメニューにも驚くほど大量のマッシュポテトが添えてあったが、
“出されたもの、残しはせん”という日本人の侍魂で全て平らげた。
生きた非フードロス、SDGsといえばひよこよさんと覚えて今日はこのブログを閉じてください。
マッシュポテトでお腹ぱんぱんの後で向かった先は、
“甘いものは別腹”とやんちゃ女子らしく言いたいところだが、
本家本元は分厚い砂糖衣、アイシングは見当たらない。
ナッツなどもなく、生地の厚さもなく、シンプルシナモンである。
このシナモンロールを夫と子どもたちに買って行こう。
旅の終盤は“スウェーデンのイトーヨーカドー”へ。
ここは中央駅前にある、食品系のお土産が揃うスーパーが入っている。
ここでもハーブ系の塩と安心安全クノールを買う。
お土産も揃ったところで時間ぴったりに空港へ着き、ロンドンへ帰る友人とワルシャワそれぞれへ別れた。
友人と別れて寂しいのも束の間、
LOTポーランド航空ワルシャワ行きのゲートまでの距離が徒歩35分というとんでもない洗礼を浴び、思わず夫に連絡をした。
35分を滝汗をかきながら競歩で歩き、
ゲートが開く少し前に到着。
が、搭乗時間になっても飛行機は現れなかった。
45分後に現れた飛行機にボーディングブリッジがようやくぴったんこ。
ここからまず乗ってきた乗客が降り、
清掃が入り、搭乗案内が開始されたのがさらに45分後であった。
1時間半の遅延だが、ローマでの遅延に比べたらすかしっ屁にさえ感じる。
日を跨がずにして無事に帰れた、もうそれでいいのである。
そして今回のお土産はこちら。
【フィンランド】
ヘルシンキ土産の、定番中の定番を揃えたお菓子類。
ほんのりミント飴のチョコが入っているMarianne。
フィンランドの定番キャンディなのでスーパーで非常に見つけやすい。
青はミントの中にコーヒー味
忘れてはいけないのがムーミン。
不機嫌ミーの単色トートバッグで今回は落ち着いた。
マグネットはヘルシンキの文字と思い出のフェリーが描かれたものを選択。
このお土産は全てランチ前に行ったスーパーで5分以内に購入したもの。
ほぼ給水を取るマラソンランナーほどのスピードで選んだのだが、限られた時間の中なかなか良いラインナップだと思われる。
【スウェーデン】
やりました、スタバのスウェーデンタンブラーです。
今回のマグネットは“幸運を呼び込む馬”としてスウェーデンの中で名高いダーラナホース。
小さいながらも国旗も入っていてよい。
お菓子はとんがりコーンにチョコをかけた感のあるスナック。
チョコが多めのコーティングだが、久しぶりの甘じょっぱいお菓子で美味しかった。
以上、陸地少なめの1泊2日旅でした。
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