バルセロナの翌日はイビサ島に寄港。





数年前に書いたマヨルカ島へ行った際のブログで“地図がひよこに見える”と書いたが、

ひよこの向かって左目に位置するのがイビサ島である。





マヨルカ島より大分小さな島であるが、

がっつり観光地化されている。



建っているマンションも色鮮やかで、





市街地にある港から一歩入ればお土産ストリートも充実。






しかし非常に暑かった。



日本の連日に渡る猛暑に比べれば贅沢な話なのであるが、この時のイビサ島は32度であった。



船から市街地まで30分ほど歩いたのだが、

このままでは全員危ないと踏んで近くにあったバーガーキングへ。




バーガーキングにはアクエリアスがあった。






そして飲み物はカップを買うとおかわりし放題なのもあり、文字通り浴びるほどアクエリアスを飲んだ。



1年振りに飲んだアクエリアスが、この船旅で1番美味しかった飲み物だといえよう。





思い切り体に水分を取り入れて冷静になってみると、イビサ島は観光向けに綺麗に整備されている島であるが子どもたちは暇なことこの上ない。



なのでイビサ島ならではのお土産を揃えたあとはビーチに向かうことにした。




しかしビーチに行く前にひよこよさんは食べたい。



本場のスパニッシュオムレツを。






じゃがいもとパプリカやベーコンなど彩り豊かなスパニッシュオムレツ。



本場のはどんなもんかと、

アクエリアスで体の水分浸透率を爆上げしたひよこよさんはバーガーキングを飛び出して走り出した。



探さねば、スパニッシュオムレツを。

食べねば、スパニッシュオムレツを。




そして入ったベーカリーにそれはあった。








間違いない、残りひとつしかないスパニッシュオムレツだ。



それと一緒にエンサイマーダも買う。





エンサイマーダとは、マヨルカ島発祥のぐるぐる巻きの甘いデニッシュパンのことである。




小さなサイズから特大サイズのものもあり、

マヨルカの時にピザ箱サイズを買って行く人をよく見た。



そしてイビサ島でも同じく、ピザ箱サイズを抱えていた人もいた。



前回マヨルカ島でエンサイマーダのマグネットを買ったのに実物を食べ損ねてしまい、

イビサ島ではあるが今回ようやく本場を味わうことに成功。



粉砂糖やチョコ、ピスタチオなど味のラインナップは豊富。



だがひよこよさんはエンサイマーダの上位互換を知っている。






ほぼこれだと思っていただいて構わない。




エンサイマーダについては以上、

続いてスパニッシュオムレツである。




ほぼ次男に食べられてしまい、

写真を撮り損ねてしまったのであるが、具材はじゃがいもだけであった。




(これに近い)



これでもかと薄切りのじゃがいもがミルフィーユ状に重なっていて、ずっしりしている。

それにも関わらずショートケーキくらいの厚さがあった。



きっと日本のお雑煮の具材が地方によって違うように、スパニッシュオムレツもスペインの地域によって中身は色々異なるのであろう。



ひよこよさんは彩り豊かな具材の方が好みである、という見解にいたった。

じゃがいも好きな次男は大変満足そうで何よりである。



その後はビーチへ。





思い出のための貝殻拾いに2時間勤しんでいた、ご機嫌パイナップル水着の次男。





イビサ島で買ったお土産はこちら。





イビサ島の塩で作られたポテチと、

クノールの魚介スープ出汁。



これまた控えめで慎ましいお土産だと思っていたが、最近お土産ブログを読んでいる夫から物言いがついた。




『最近お土産にトートバッグがあるな』




ついにバレた。




“お土産はスタバのタンブラーとマグネット”

と駐在初期から決めており、

“無駄なものは買いません”

と出来た嫁を夫に見せてきたつもりだが、

ここにきてトートバッグが追加されていることに気づかれてしまった。




『そんなことを言ったってしょうがないやん』


と渾身のえなりかずきが口から飛び出したものの、夫はすぐさま


『しょうがなくないやろ』


と押してきた。




確かにしょうがなくない。




しかしスタバがない国もあるし、

あってもタンブラーがない国もある。


イタリアやエジプトがそうである。


ご当地カップはあるがタンブラーはなかったのだ。



思い返せば去年のロンドンからトートバッグを買い始めたのであるが、

ひよこよさんとて地名が入っていれば何でもOKな訳ではない。



“バッグなら何でもいい”などとのたまう、

そんな軽い女だと思われては困る。




“トートバッグがお上品か否や”を大事にしているのだ。



“品があるかどうか”を、

最も品のない女が厳選して選んでいる。




そして毎回買っている訳ではないことを夫には知っておいてほしい。



イビサ島のトートバッグは品があったのだ。



そしてこれからも品があれば買うだろう。



夫よ、よろしくおねしゃす。





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