まさに“置かれた”だけであり、
合図も知らせも何もなく荷物が部屋の外に置かれるので全部届くまで小まめにチェック。
その日の夜は前日夜中2時半起きだったのもあり、21時台に眠りについた。
朝起きたのは6時過ぎ。
ちょうど陽が出始めた頃であった。
本日寄港するのは“サボナ港”。
向かうは地図上、向かって右に電車で1時間ほどのジェノバ。
そう、ジェノベーゼ発祥の地のジェノバだ。
ひよこよさんの目的はただひとつ
“本場のジェノベーゼが食べたい”
これのみである。
電車のチケットを買ってプラットホームへ向かう。
切符は乗車前に有効化させることを忘れずに。
モラルなどほぼ存在しない電車に乗って揺られること1時間弱。
ジェノバに到着。
道中のイタリア建物の写真を撮る母。
きっと母が後から見返した時に
『これどこの何だったかしら…』
と思うに大枚を賭けてもいい。
目的地のレストランへ到着。
こちらのレストランでジェノベーゼを注文。
ひよこよさんの大好物のムール貝に焦点が当たっているが、奥にちゃんとジェノベーゼがある。
ジェノベーゼはバジルよりも、
“松の実とオリーブオイルでしっかり勝負を挑んでます”
といった印象。
にんにくもそんなに強くないが、勝負をかけた松の実がもったり感を醸し出している。
なるほど、これが本場とやらの…。
因みにひよこよさん以外の家族は
“ピザが食べたい”
と朝から所望していたが、この店にピザは置いていなかった。
しかしホールのお兄さんがオーランドブルームに似ていて色男なので、
是非来られた際はお立ち寄りください。
大量のムール貝でお腹いっぱい、
オーランドブルームに胸いっぱいになったひよこよさんが次に向かったのはこちら。
ジェノバ水族館
欧州でもトップレベルの広さを有する水族館である。
そこには巨ノコギリザメや、
巨マナティがいたり、
そして巨水槽を床に座って観察する人々などを見ることが出来る。
しかしこのジェノバ水族館には、
次男にとって思いもよらないご褒美展示があった。
エイのふれあい展示である。
次男はなぜか3歳くらいから海の生き物の中では特にエイが好きで、
今だにぬいぐるみを8体ほど大事にしている。
そのエイのふれあい展示となれば、
次男はこの展示に来ているどの客よりも本気なのである。
足を夫に持っててもらい、体の筋を伸ばせるだけ伸ばしてエイを触りに行く次男。
ここで次男は30分以上エイとのふれあいを楽しみ、日頃の気持ちを伝えていた。
たっぷりと水族館を楽しんだ次男は、
その足でマクドナルドへ行くとフィレオフィッシュを注文。
(単品お値段600円)
ポーランドにはフィレオフィッシュがないため、海外に行くとマクドナルドでフィレオフィッシュを食べることは次男のルーティンのひとつである。
ジェノバは古き良き港街といった印象。
街歩きは多少スリリングな所もあるが、
お土産も探せたしお腹も満たせたし、次男も満足度が高かったので総じて満足となった。
ちなみにジェノバで買ったお土産がこちら。
安心のクノールが出している、
ペスカトーレ系のリゾットとアスパラのクリームスープ。
それとハーブがたくさん入った塩。
スーパーで売られているこれ系の塩を、
ひよこよさんはイタリアに来た際は必ず買っていく。
というのもポーランドでお見かけすることがないからである。
イタリア系のお店へ行った時もハーブ塩は置いてなかったので、ここぞとばかり買っていく。
日本のクレイジーソルトの強化版のようなもので、これ1本で炒めもスープも味が決まるので重宝している。
買い物も終わればサボナ港に戻るため、
上裸乗車男を見ながら帰路へ。
明日はフランス•マルセイユ。
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