ポメラニアンのおばあちゃん、

おまりーの頭皮にダニ発見から3週間が経った。







“きっと大丈夫”と思いながらも毎日何かにつけて色々と検索してしまっていた。


噛まれた後の処置、

罹患してたとしたら症状が出てくる時期、

どういう症状が出るのか、など。



色々な方々が優しい言葉をかけてくださり、

ご経験談を送っていただいたり、

そしてそのどのお話も悪い結果まで至らなかったということを心の支えとしていた。



しかしchatGPTにダニがくっついている時の写真を載せたら

“しっかり噛まれていますね。

吸血は24時間以上経過しているでしょう。”

と返ってきて気落ちもしていた。




そして3週間後、いつもの病院へ。





明らかに不機嫌なおまりーは、

ひよこよさんも初めてお目にかかり、少しばかり心がときめいた若く柔和な男性医師に全くもって心を許さず血液検査をさせまいと抵抗した。




にっちもさっちもいかず、結局おまりーは別室での検査となった。





検査結果に時間がかかると思いきや、

15分ほどで結果が出るというので待合室で待機。





明らかに不機嫌である。


そんなおまりーをなだめながら待っていると柔和医師が戻ってきた。


そしてひよこよさんに向かって一言だけ



『negative(ネガティブ)』



と言った。




ネガティブ。




その言葉そのままネガティブな結果だと思い、ひよこよさんは悲しみの底に落ちた。



その後、柔和医師はもう一言付け加えた。



『So,your dog is healthy.』




ヘルシー。



そこでひよこよさんは気がついた。


negativeとは陰性のことなのだと。



非常に恥ずかしい話であるが、英語がおちょんちょんであるひよこよさんは

陰性がネガティブ、陽性がポジティブであることを知らなかったのだ。



ネガティブと言われ、瞬間的に悪い話だと思ってしまった。



しかし念のため柔和医師にもう一度聞いた。






検査の結果は陰性で、

犬は健康です




この世で1番素晴らしく、なんと美しい言葉であろうか。



あまりの嬉しさにこの翻訳画面をケータイの待受にした。





陰性か陽性かなど知らぬおまりーは病院帰りに近くの公園でお散歩をした。





この公園は昨年の9月に後脚を脱臼した、例の公園である。



今日は陰性でヘルシー宣言をいただいたので、公園の思い出を脱臼からヘルシーに変えてきた。




ヘルシーさんは6月で14歳となる。


おまりーよ、1日でも長く健康であれ。



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