ひよこよさんは本が好きである。



幼い頃から母に青い鳥文庫を買ってもらい、
中1でパール•バックの『大地』という激渋を愛読書とし、高校生の時は図書室で借りたり中古を買ったりして年間200冊ほど読んでいた。

ジャンルはエッセイからミステリーまで様々であるが、気に入った作者さんが出来ると作品は必ず全て集めていた。


ひよこよさんが文章を考えるのが好きになったのもこの数多なる本のおかげだと思う。


そんなひよこよさんは駐在国で本を見るのも大好きであり、本屋さんがあると顔をのぞかせてきた。


ロシア語もポーランド語も喋り専門で覚えるため文字を読むのは得意ではない。


しかし絵本や料理本は写真や絵が多くてあまり難しくないので、駐在国の本を少しだけ買うようにしている。


ロシアでは料理本と、チェコのアイドル•クルテクの絵本を購入した。




料理本はロシア料理の定番であるボルシチやニシンのサラダ、ブリヌイ(クレープみたいな)が載っている。



クルテクはチェコへ行った思い出も兼ねて選んだものだが、お話のとあるページでチェコの国旗の横に日本の国旗が描かれていて嬉しくて買ったのを覚えている。





そしてポーランドで気に入ったものがあればまた本を買いたいなと思っていた矢先、

Instagramの広告で流れてきたとある本に心を射抜かれた。



その本を探しに、本屋さんがあれば聞いてみたが置いてあるところが見当たらない。


急いではいないのだが、早く見たい。



そしてついに見つけたのである。





GHIBLIOTEKA



ジブリ文庫である。



2022年に発刊された、“ナウシカ”から最新の“君たちはどう生きるか”までの何かを収録した本であり、映画上映当時のポスター写真も全て載っている。





ちなみにひよこよさんが1番好きな作品は“紅の豚”。





幼少期はこの作品があまり分からなかった。



しかし当時、祖父の部屋にこの飛行艇の模型が置いてあり、部屋にいる祖父を覗き見していると手招いてひよこよさんに紅の豚を観せてくれたのを覚えている。


映画好きな祖父だったと思う。




その時も残念ながら紅の豚の良さは分からなかったが、戦争を学び、人間模様にちゃんと向き合える年頃になって改めて観ると

まさにキャッチコピー通りの『かっこいいとは、こういうことさ。』ということが理解出来た。




そういえばモスクワでもディズニーチャンネルで一度だけハウルの動く城が配信されたことがあった。



ハウルの動く城が配信された話



日本の声優さんの声を消さずに上からロシア語をかぶせるという斬新なやり方で衝撃を受けたのを覚えている。





横道に逸れてしまったが、この本に何が書かれているのか全く分からないが、

ポーランドと日本を繋ぐもののような気がして嬉しかった。



ポーランド来られたジブリ好きの方はぜひお探しください。



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