今日から子どもたちの学校が始まった。
夏休みの終焉である。





今日は通常授業ではなく、家族で参加する転入生のオリエンテーションの日であった。





小学6年生の長男はYear7(中学1年)に進級した。


日本人である長男は他国の同学年の子たちより遥かに幼く見える。

それでも彼は学校からの帰宅後に
『学校、楽しみだな』
と言っていた。


ウラジオストクの幼稚園初日に、何も言うことが出来ずにズボンを濡らしてしまった長男はもういない。
モスクワの小学校初日にハンカチ1枚を頼りに耐え抜いた長男でもない。


長男を支えたぴぃぴちゃんの話




力強く育ったものである。



さて、問題は次男である。


長男とは違って次男は今までの人生たるもの全てをイージーモードで過ごしてきた。


常に母であるひよこよさんと離れず、
ウラジオストクではおじさんと遊んだ後に
長男のお迎えで毎日M先生からおやつをもらって過ごし、

モスクワの幼稚園では1日のほぼ大半をスナックタイムと昼寝で終えていた。


日本の幼稚園も心から楽しみ、卒園式も小学校入学式も経験した。


長男が人生で経験した式と言えば途中退園した日本の幼稚園の入園式のみである。



次男は今、小学3年生である。

しかし今回のインターナショナルスクールで彼はYear5、すなわち小学5年生へ進級することとなったのだ。


『Year4に入れてくれないか』
と頼み込んだのだが、生まれ月で決まるらしく願い叶わずYear5となった。


次男は英語で自分の名前しか言えない。
名前しか言えないのに小学4年をすっ飛ばすのだ。


赴任が決まって慌てて英会話スクールに半年ぶち込んだが、何も実を結ばなかった。


英語も分からない、勉強も1年以上飛ばして進級した次男は相当精神面をやられることが予想される。


今日のオリエンテーションで初めて体験する雪崩のような英語に次男の様子が心配になったが、




教室入り口にある『お好きにどうぞ』のスナックコーナーから好きなクッキーを取って嬉しそうに食べていた。




よし、大丈夫そうだ。




とはいえ明日からは兄弟がそれぞれ1人で教室へ行き、お昼は食堂へ行って自分で注文せねばならない。



心配この上ない日が始まる。




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