おまりーの話をしよう。
検疫関係は誰も興味がないので、さくっと書く。
(万が一ご興味や詳細を知りたい稀有な方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡くださいまし)
おまりーはロシアからの帰国履歴があるので、
事前に成田検疫所から言われて用意するものが以前と異なっていた。
最終的に検疫所から案内されて持参した書類は
・CERTIFICATE OF VACCINATIONS
・狂犬病抗体価検査証明書
・犬の輸入検疫証明書
の3種類である。
CERTIFICATE OF VACCINATIONSは動物病院で発行してもらった、英語版の接種記録である。
犬の輸入検疫証明書はロシア帰国時に成田検疫所から発行されたもので、その原本が必要となる。
それに加えて出発直前に動物病院で健康診断を行い、その結果の英訳も持って行った。
無事に検疫が終わると緑の札をキャリーに付けてもらえる。
緑の札は日本での手続きが全て終えた勇者の証なのである。
今回のキャリーバッグは、左右前後全てがメッシュで拡張可能なものを使用。
(高さの規定は20cmだが、やはり25cmでも大丈夫であった)
手足が伸ばせて、さらに新生児用のふわふわ枕も入れて快適さアップ。
飛行中は足元に置いていたが、とにかくずっと寝ていた。
『えいや!』と怒られる覚悟でおまの顔を出したが大丈夫であった。
何ならCAさんが通る度に撫でて可愛がっていってくれて、
『お水が必要ならいつでも言ってな。』
と声をかけてくれた。
おまりーは空腹になると比較的吐きやすい、
おデリケートちゃん体質である。
なのでたまに何か口に入れなければ大惨事が予想される。
固形フードは匂いも伴うので、今回はこちらを持参。
カロリー2倍で腹持ちアップのエネルギーちゅ〜るである。
これと水分補給ゼリーをたくさん持って行った。
ワルシャワ空港に到着後、バゲージクレイムでスーツケースを受け取り
出口横の赤い看板の所へ向かう。
赤い看板の中にいる人に
『ワルシャワに犬と引っ越して来やんした。』
と伝えて書類を見せる。
するとコーヒーをかき混ぜながら確認作業に入ってくれる。