街中に囚人の拘束具があって少し驚いた国、ポーランド.ワルシャワ。





さて。


今回のポーランド赴任では、前回のロシアのような運転手さんがいない。


そもそも運転手さんを付けてくださる会社が少ないので大変この上なくありがたかったのだが、

治安を考慮すると今回のワルシャワはもちろん運転手さん不在である。



ウラジオの『おじさん』、モスクワの『げにげにー』というロシア人と密な関係を築いて日々を過ごしていたおかげでロシア生活を送れていた。


ロシア人という人柄も知れ、子どもたちのみならずひよこよさんも大層可愛がってもらった。



他の駐在妻さんからすれば甘えたロシア生活であったかもしれない。


が、今回こそは全て自分の力で頑張らねばならない。



という訳で公共交通機関に挑戦してみた。



タクシーも頼ったのだが、今回はトラムに乗車。



今回はあくまで『頑張って乗ってみました』記事なので、渡波後『もうお手のものざます』になったら改めてちゃんと記そうと思うのでお許しを。




ポーランドでは地下鉄、バス、トラムが全て1枚の切符で移動出来る。



こちらが券売機。




街中にあるのだが、地上では必ず各停車場の近くにあるとは限らない。

後で気が付いたのだが、地下鉄の駅に潜ると置いてある



しかも切符用紙が紙切れで買えないこともあるので、乗る予定がある時は見つけ次第購入することをおすすめする。


というのも切符は時間制で区切られており、

購入した切符を乗る時に機械に通して乗車タイムスタートなので、購入場所は関係ないのだ。



ひよこよさんが切符を買おうとした時、

案の定用紙切れで買うことが出来なかった。



『近くに券売機なんぞまたあるやろ。』


と思って道なりを歩く。



ずっと…何かもうずっと歩く。





全くないやんけ。



その間何駅もトラム乗り場を通り過ぎたが券売機はない。

『トラム乗り場近くにある有人売店でも切符を買える』

と聞いたが、そもそも売店さえもない。



反対方向はなかったかと渡ろうとしたが、横断歩道もない。


もう何もない。




しばらくまた歩くと反対方向に通じる地下道があった。





あったのは地獄の1丁目の入り口。





誰もいない地下道に、おじいさんのパイプオルガンだけが響いていた。



パイプオルガン爺だけがいる地下道。


ここはパイプオルガン爺の縄張りに違いない。



ひよこよさんの心境はこれである。




ようやく見つけた券売機で切符を買う。





ポーランド語、英語にドイツ語、ロシア語ウクライナ語に対応。



向かって左側の『紙の切符を購入』を押す。


すると乗車時間の選択が出てくるので今回は20分切符を選択。



上記では20分に加え、75分90分もあるが有人売店では40分の切符も購入出来るらしい。


事前にGoogleMAP先生で乗車時間を調べておこう。



すると、

『20分の切符を買うと、切符の有効化後20分間乗れるんやで。』

と当たり前のことを伝えてくるので、

『そりゃそうやろ』

と迷わず続けるボタンを押す。




『ひよこよさんの説明全然分からんわ。』

という方のために買い方を載せておきますねや。




あとはクレカか現金を入れて、購入完了。



お望みのトラムに乗車。

結構本数は多い。



乗ったらすぐに↓こちらの機械を探そう。



これが『切符の時間をスタートします機械』。

必ず切符を赤いお口にお通しして有効化すべし。



そうすると乗車時間ではなく、乗車のタイムリミット時間が印字される。




こちらの有効化かつタイムリミットが非常に大事。

というのも、

有効化を忘れていたり、乗車時間が切れてしまうと無賃乗車扱いとなり、たまにいる検札員に

『貴様、罰金なり!!!!』

と約5,000円を支払うことになる。




やってきたのはワルシャワ王宮のある旧市街。




ここはポーランド料理屋さんとお土産屋さんがひしめく観光地なので、こちらはまた別日にご紹介。



20分乗り換えなしトラムという初心者向けの試練を乗り越えたひよこよさん。


38歳、新たに学びの多い1年になりそうである。



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