ポメラニアンはポーランドとドイツをまたがるポメラニア地方が原産地である。

ポーランドが犬に大変優しいお国であると知るや否や、ひよこよさんはワルシャワがポメラニアンに溢れているのではないかと胸が踊った。


しかし日本でも1番飼われている犬が柴犬でないのと同様に、ワルシャワでは実際ポメラニアンは多くなかった。


しかし街中ど真ん中で裸ヨークシャテリアが自由にボールを追いかけているのを見ると、
やはり犬に優しい国なのは間違いない。




今回はスーパー談義其の3をお送りしようと思ったのだが、ちょっと横に逸れたお話にしよう。



①ペットボトルのふたの話。


ポーランドでたくさんの飲料水を買ったが、

どのキャップも本体と仲良しこよしである。




最初は開けるのに失敗したのかと思ったのだが、ふたの構造を見るとそうではない。

落としたり、『あれ?ふたどこ行ったん』がないポーランドの優しさである。



一度力づくで仲良し離脱を試みたが、

絶対に離れたくないという意思を感じた。



しかし慣れるまで鼻に当たったり、

鋭利な部分で鼻を傷つけそうになるので注意である。



②この世のものとは思えないお菓子の話


ポーランドの老舗キャンディ.チョコレートメーカーの『E.Wedel(ヴェデル)』。

1845年にドイツ人のキャンディー職人であったヴェデルさんがワルシャワに来て創業した。

3代目のヤン・ヴェデルさんはとチャーリーとチョコレート工場のウィリー・ウォンカ社長のモデルとなった人である。




『ポーランドのチョコといえばWedel』

という話を聞きつけたひよこよさんはスーパーでWedel商品を買ってみたのでご紹介。


今回ご紹介するWedelはこちら。



ポーランド語で『鳥のミルク』を意味する

Ptasie Mleczko(プタシェ・ムレチュコ)。

1936年から販売されているこのお菓子は最も古い市販菓子のひとつだそう。

スラヴ民話から名付けられたこの名前は、

『この世で最も…いや、それ以上に美味しいお菓子である』

という意味も込められているのだとか。



この世で最も美味しいお菓子…


この世で最も美味しいお菓子が今この手に…。




『…個包装かいな。』


いざ、開封の時を前にひよこよさんは思った。



万が一、いやこの世で最も美味しいお菓子なのだから万も一もないのだが、

それでも万が一お口に合わなかったとしたら…


個包装じゃなかったらどないしよう。



チョコが大好きというわけでもない、冬に一口嗜む程度のひよこよさんは不安になった。

夫もエアリーチョコの傑作品、カプリコミニをかじる程度である。



ぎゅうぎゅうに、ぎちぎちにチョコが入ってたとしたら。


しかしこの世で最も美味しいお菓子である。

なんて好奇かつ、甘美な言葉であろうか。




ひよこよさんは願った。



『個包装であれ!!』





…がっつり集合包装だ。


1列6個の3レーンで18個。




ちがう。

大盤振る舞いの2段形式、つい食べちゃうお茶目な人も大喜びの36個入りだ。


全部食べ切れないからひとつ取り出せる程度に開ける。




この世で最も美味しいお菓子を食べる!





…なるほど。

マシュマロをチョコで包みました系だ。


しかしマシュマロがひよこよさんの知るマシュマロじゃない。


外は謎の粉でさらさら、噛んだら粘度があって、焚き火で串に挿して焼くと伸びてみよんのそれじゃないのだ。


歯切れがよくて粘度もない。

さっくりしていてちょっと空気感さえある。

そして周りのチョコが薄付きなので食べやすい。


美味しい。



マシュマロが不思議で、結局ひよこよさんはその場で1レーンを食べた。

立派なチョコ好きである。



他にもダークチョコやいちご、キャラメルなど10種類ほどの味展開があるとのこと。



ポーランドへ行かれた際はぜひ。



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