ハロウィン。
お読みになっている皆さまも、10月に入ってから昨日まで毎日どこかでカボチャやらのおばけやらの装飾を目にしてきたことだろう。
ここ2、3年で日本のハロウィン事情は大きく変わった。
どうやらきっかけは諸説あるが、ディズニーランドがハロウィンの催しを始めたことであると言われているらしい。
年々過熱するハロウィン。
ハロウィンのレシピも湯水のごとく現れ、飲食店や何かしらのパッケージもハロウィン仕様となる。
さてロシアはどうか。
一昨年ウラジオストクにいた時はプリスクールでハロウィンの類をやった記憶がない。
一方モスクワ。
通っているインターナショナルスクールはさすがに盛大に催した。
夜は22時に4人組の女子が部屋をノックし
『Trick or treat!!』
と寝ぼけすっぴん日本人のもとへやって来て、お菓子を受け取って帰って行った。
さて今年。
何となく、スーパーやモールのお店で山盛りのカボチャを見かける頻度が高くなったように思う。
そしてハロウィン当日の夕方、ひよこよさんの住むマンションの張り紙を見て衝撃が走った。
ハロウィンてロシア語だと『ヘローイン』なんや…!
とかはどうでもよく、ついにうちのマンションでもオフィシャルにハロウィンが認可されたのだ。
夜は19時から20時までに仮装した子どもたちがチャイムかノックをしてきて『trick or treat』と言うてきたら甘いもんをあげて下さい。
嫌だったら無視して下さい。
とな。
おそらく去年深夜までピンポンを鳴らされ何らかの苦情があったのかもしれない。
時間は1時間と決められた。
嫌だったら…と言われても『良き住人』として思われたい小心者のひよこよさんはドアを開けるだろう。
そしてノックされたものならおまりーがしこたま吠えるであろうから、
早めにお菓子を渡しておまりーを安心させねばならない。
オフィシャル開催と夕方に知ったのでロシア系の甘いもんがなく、泣く泣く日本のお菓子を導入。
次の問題は『すっぴんで出迎えるかどうか』であった。
ひよこよさんは夕飯前にお風呂を終わらせる派なので、ハロウィンの時間はすでにすっぴんである。
が、ここは『来るかもどうか分からないものに化粧ばっちりで待っていても…』と思い、潔く化粧を落とした。
結果。
すげー来た。
8組来た。
8組の子どもたちor親子たちにすっぴんを見られた。
日本のお菓子は争奪戦となり、お母さんたちも鷲掴んでいく始末。
『来年は化粧したままでいようー…』
そう心に決めたハロウィンであった。
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子どもたちの手持ちのお菓子入れが本気の大きさ。
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