先日グム百貨店でコートを買った。




するとレジで


「免税手続きしますのでパスポートをご提示ください。」


と言われたので、


「いえ、私は旅行者ではないのです。
仕事の関係でモスクワに住んでおりますので。」


と、びしっとキリリとした眼差しで伝えた。


しかし店員さんも


3ヶ月以内にEU圏外へ出ることはありますか?
そうなのであれば手続き出来ますよ。」


と負けじとキリリとした眼差しで答えてきた。




なんと。


11月に一時帰国の予定ありのひよこよさん、前のめりで伝えた。


「免税、よろしくおねしゃす。」



パスポートを提示し、サイン。
支払いはカードであったため、免税手続き用紙にカード番号が印字された。



免税は空港の免税カウンターにて、


①免税手続きのGLOBAL BLUEの用紙
(封筒に入れてくれた)
②レシート
③パスポート
④飛行機のチケット
⑤買った品物(未開封)

を持っていって手続き。



という流れである。



実は2018年、去年の10月から免税が出来るようになったロシア。

免税の歴史が非常に浅いのである。


ネットで調べど調べど、免税が始まったばかりなので経験談が全くなかったので今回流れを記しておきたい。



…11月に一時帰国…と先ほど書いたが、
この先週末、ひよこよさん家はスイスまで足を伸ばしてきた。


ひよこよさんは思った。


EU圏外のスイス、今回で免税手続きできるのではないかと。


コートは今回のスイス旅行で着たくてこの時期に買ったもの。

免税のために11月までコートを眠らせておくことはしたくないのである。



『コートは着て行っても免税手続き出来た』
と聞いたこともある。


が、ここはロシア。
万全の対策で臨みたい。

アリさんマークの引っ越し屋さん並みに真面目に一度も袖を通さず、ショッピングバッグの中で熟成させておいた。



そして先週末、免税カウンターに臨んできたのである。





シェレメチェボ空港ターミナルFの免税カウンターは非常にそそん…としている。

場所はチェックインカウンターの後ろにある手荷物検査の並び。


そこに、爪だかケータイだかをいじっている職員さんに諸々を持って行って


「わし、免税したいんや。」


きりっと伝えて書類とパスポート、航空券のチケットを渡す。




すると確認して、はんこをがしょん。




はんこを押された紙をカウンターの前にある免税手続きBOXに持ってって…




入れて、手続き終了。




これだけ。

あっという間である。


「返金はどんなかたちで?
いつなん?」


と聞くと、


「今BOXに入れた手続き用紙にクレジットカードの番号が印字してあるんや。
せやからそのカードに返金やで。
大体2週間から1ヶ月で返金されるはずやで。」

と教えてくれた。


なんとあっさり。


肝心の免税品の確認も、

「買ったん、これやんな。」

とショッピングバッグを指で指されただけで、中身の確認はなかった。


きっとコートに袖を徹してもばれなかっただろう。
ただショッピングバッグにくるんでいけばOKであっただろう。


が、念には念を入れるが吉なのがロシアである。


物によっては18%ほどの免税がされるので、3ヶ月以内にEU圏外へ出られる方にはおすすめである。



そしてほくほく顔で向かったのは、




スイス。



次回はスイス編をお送りいたしますので、
よろしくおねしゃす。




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先日からモスクワでは雪がちらつくようになりました。


寒いよぅ…。
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