子ども服。
以前、こちらの記事でも書いたのだが、
ひよこよさんは子ども服を攻めたい系である。
『いやいやこんなん誰が着こなせんねん。』
という柄を次男に着せたいのだ。
とはいえ子どもはすぐに大きくなり、今年着たものはおそらく来年サイズアウトするであろう。
そしてすぐに学校や幼稚園で汚してくる。
なのでひよこよさんは、
『防寒着以外の服は一着1,000ルーブル(約1.700円)以内におさめる』
という意識のもと買い物をしている。
今はH&Mなどプチプラ服であれば、その意識は十分に達成出来るのでありがたい。
…そして次男はウラジオストクの時から帽子は顔出し帽と決めている。
(ウラジオ時代の顔出し帽をかぶった次男)
顔出し帽は首周りまで暖かいので、幼児にはマストアイテムである。
そして今年も現在、恐竜の顔出し帽をかぶっている。
色々攻めているからか、彼がプリスクールで先生たちから
『クレイジーキャップマン』
と呼ばれていることをひよこよさんは知っている。
そんな次男の服を先日モールで探していた時のこと、とあるニットのセーターをみつけた。
思わず手にとり、
「おおぉぉおおぉ…」
と声を漏らした。
価格を見ると1,480ルーブル(2,500円)。
明らかなるオーバープライスである。
ひよこよさんは迷った。
冬は自ずと夏より服代がかさむ。
夏と同設定は厳しいのではないか。
夏に抑えてきた分、今ここで多少のオーバーは許されるのではないか。
いやいや、この意識は守らねばならない。
『今回だけ特別』など許されない。
帽子やコート、スキーウェアなど防寒着以外は1,000ルーブル以内と決めたはずである。
でもニットですよ?
セーターですよ?
『防寒着』の定義に当てはまりませんか?
このセーターを着れば、次男は暖かいのです。
このセーターがあれば次男も
「おっかさん、あったかいねぇ。
オラこのセーターがあってほんとしあわせだぁ。」
くらいの言葉をかけてくるかもしれない。
そうなればもうこのセーターの価値はプライスレス…。
ここでひよこよさんは堂々とレジにてセーターの会計を済ませた。
着倒せばいい。
この冬、クレイジーキャップマンはこのセーターを着倒せばいいのだ。
クレイジーキャップ&セーターマンに喜んで確変させよう。
さて。
そのセーターがこちらです。
『JUST FLY WITH ME』
このタヌキなのか、クマなのかの問いを消費者に委ねるデザイン。
しかも写真では分かりづらいが、ブーツとお腹の白い部分はふわふわ仕様。
次男改めクレイジーキャップマンに見せたところ、
「まま…これぇ…
……
…あっ!ふわふわ…靴とお腹、ふわふわだね。」
と返ってきた。
若干、危なかった。
彼はこの冬、母の思惑通りクレイジーなキャップとセーターに見を包む。
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卵売り場で卵を確認してたら羽根つき。
無精卵だけど、鶏の母の愛を少し感じた。
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