最近、肌寒い日が続いている。
6月は暑かった。
30度になる日も多く、すでに足にはサンダル焼けが出来ていた。
が、7月に入ると急に冷え込んだ。
一桁台になることも多く、吐く息も白い。
5月にしまい込んだ長袖やアウターを引っ張り出し、子どもたちにも寒さ対策をとった。
外をよく見ると、歩いている人はダウンを着込んでいた。
冬が厳しい中で暮らすロシア人は寒さに敏感である。
毛皮をまとっていた人もいる。
「夏はどこへ行ったんやろか。」
げにげにーに聞いてみた。
「ひよこよ、風の流れデスよ。
モスクワから南…私の実家があるクラスノダールなどはカザフスタンなどの中央アジアからの風を受けて今でも30度を超えていマス。
しかしモスクワは北欧、スカンディナビア地方からの風を受けているのデス。
だから寒い。
時々あるんデスヨ、6月に急に暖かくなったかと思えば7月から寒くなる年が。
そうですネ。
私が思うに…今年の夏は終わりマシタ。」
夏、終了。
なんてこった。
これからまた8月にかけて暑くなる日がくると思って、セールで子ども服の夏服をしこたま買ってしもうたやないか。
洋服の棚にぱんぱんに詰まった半袖半ズボン、半袖パジャマの数々の出番はもうないのか。
どうりで…どうりで子ども服売り場にアウターが目立つわけである。
「もう今年は真夏になることはナイでしょう。
あとはゆっくり、冬が近づいてくるのを待つのみデス。」
ひよこよさんはこの週末、また衣替えをする。
よろしくおねしゃす。
**いつも読んでいただき、ありがとうございます。
皆さんからのいいね!やコメント、フォロー登録などなどがとても励みになっております。
朝起きてカーテンを開けておまりーを見る。
おまりー、君は壁に寄っかかって寝ていたのかい。
これからもよろしくおねしゃす。**


