長男のインターナショナルスクール。
毎日雨風にさらされてヒグマ化したパンダが出入口を見守る。
怖。
さて。
インターに通って早1ヶ月。
もう泣かずに登園している長男。
心優しき年上の日本人の男の子が遊んでくれているようで、長男も嬉しそうである。
長男が通っているのはインターナショナルスクールのプリスクール。
そして担任のS先生はイギリス人なのであるが、この先生がまぁサバサバのサラサラ系なのだ。
プリスクールに通った初日、ひよこよさんは長男がどんな様子であったか知りたかったのだが、S先生からは一言
「これ、覚えてきて。」
とアルファベットのカードを渡されただけであった。
「…ぉおう!?」
と正直思った。
そしてその日の夜からアルファベットを猛特訓し、
慣れない生活で疲れを見せる長男に泣きながらアルファベットを教え込んだ。
するとS先生は言った。
「英語の単語を読めるようにしてきて。
例えば、『She』を『エスエイチイー』ではなく、『シー』と読めるようにして。」
…えぇ…。
氷の女王降臨ですか…。
…私がアルファベットを習った中学1年生の時、まずはローマ字読みからのスタートであった。
あいうえおを『aiueo』とし、
『りんご』を『ringo』と書くところからのスタートであった。
つまりは日本語の50音順をローマ字に当てはめ、そこを基礎として習ったのだ。
だが長男にはそれが出来ない。
アルファベットを50音順に当てはめるどころか、ひらがなもまだまだ途中であり、
さらに
『TとAで“た”だよ。』
などと教えても、詰め込みすぎて、もうちんぷんかんぷん頭大爆発なのである。
しかもアルファベットの読みを教えたところで、英単語はその通りの読みとならない。
例えば、
『naps』が『エヌエーピーエス』とならずに、“ナップス”となるように。
『P』は『ピー』ではなく、『プッ』となる。
『教えてきて』
と一言で言われても、ひよこよさんにはどう教えていいのか、その方法がさっぱりと分からないのだ。
だってひよこよさんはその方法で習ったことがないのだから。
まずは耳が英語に慣れねばならないと思う。
耳が英語に慣れて、単語を覚えてそれから文字ではないのか。
『慣れるだけでいい。
最初の半年は捨てるつもりで。』
という気持ちでインターに入れたものの、
『教えてきて。』
というS先生の催促に焦燥感が半端ない。
しかしひよこよさんは声を大にして言いたい。
それ、先生の仕事やで!!
…どうしたものか。
よろしくおねしゃす。
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ここ1ヶ月という短期間でアルファベットを全て覚え、ひらがなも練習中の長男に、正直これ以上詰め込みたくないのです。
先生に『教えてきて』と言われた時に
『いやこれ、It's your jobやで!!』
と言いたい…。
言ってもいいのか、思案中…。
これからもよろしくおねしゃす。**

