長男の通うプリスクールが、今日から春休みに入った。




ということは、もうすぐモスクワへ越す長男にとってはウラジオストク最後の登園日である。


「今日でこの送迎も終わりなんやな。」
と思うと感慨深いものがあった。


今現在、M先生のクラスは長男含めて4人である。
時々不定期に女の子1人が入ることはあるが、基本は男児4人。

ここ1週間はそのうちの2人がバカンスに出かけていて、最後まで姿を見せなかった。


長男を迎えに行ったとき、ひよこよさんはM先生にお礼を伝え、合っているか定かではないロシア語の手紙を渡した。

M先生は抱きしめてくれた。



『よく頑張ったわね、ひよこよ。
もちろんあの子(長男)も頑張った。

親は子どもに何もしてあげられない時があるの。
ロシア語で過ごす環境でなら尚更ね。
でもあなたはいつも笑顔でいたわ。
それがきっと子どもたちを安心させたのね。
あなたは素敵よ。
大丈夫。
モスクワへ行っても何も、何も心配することはないわ。
あなたがいつも笑顔でいれば、あなたたち家族はどこでだってうまくいく。』


ひよこよさんは号泣した。


通い始めた時、布団から出ないほどプリスクールを嫌がっていた長男を笑顔にしたのはM先生である。


献身的に面倒を見てくれ、毎日毎日いたずらばかりする次男を笑顔であやし、おやつと恐竜のおもちゃまで用意してくれ、
『今日長男がどのような様子だったか』を教えてくれてひよこよさんを安心させてくれた素晴らしい先生である。


感謝してもしきれない。



「今日は写真を撮ったのよ。
あとで送るわね。」

と言って抱きしめて別れた。



そして送られてきた写真が…


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自分の写真。




それでもひよこよさんは、恋しくなったらこの写真を見るだろう。


M先生、本当にありがとうございました。




よろしくおねしゃす。





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これにてウラジオストクのプリスクール編がおしまいとなりました。
可愛くていつも笑顔のM先生は、これからもまた誰かを笑顔にしてくれるのでしょう。
これからもよろしくおねしゃす。**