本日、3/8は国際婦人デー(女性の日)でロシアは祝日である。


先日ブログで書いた、2/23の祖国防衛の日(男性の日)と対になっているこの女性の日は、
年齢にかかわらず全ての女性に感謝を伝える日であるとおじさん(ロシア人47歳)が教えてくれた。


とにかく、
『3/8!!3/8は花を贈ろう!!』
と街は花一色となる。


マンションのエレベーターの中でも…

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お祝いムードが過ぎる。


このブログでも数多く書いてきたことだが、ロシア人はとにかく花を贈る。
街には花屋さんがたくさんあるのだ。





そしてこのようなイベント(バレンタインやクリスマス)の時には、道路の路肩でも花を売る。
車に『花ーー!!』とペイントされていたり、
窓から風船のひとつでも出ていれば、それが花を売っている証となる。


(忘れもしない、おじさんと花屋の話し→ここよ。)


…この流れ…これは長男のプリスクールの担任、M先生に買っていった方が良さそうである。
ひよこよさんは、この1年でロシアの記念日の波には必ず乗らねばならないことを学んだ。

備えあれば憂いなしとは、このことなのである。


おじさんに花を買いたい旨を伝えると、路肩に車を停めてくれた。


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するとすこぶるやる気のない女性が車から降り、
「5本で300ルーブルよ。」
と言う。


今、花の華やかさが一番必要なのはこの女性であろう。


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プリスクールに到着し、長男からM先生へ渡す。

今回もひよこよさんは事なきを得たのである。


M先生は、

「まぁ!なんてきれいなチューリップ!
ひよこよ、ありがとう。
今日はあなたにも、きっと旦那さんが大きな花束を持って帰ってくるはずよ。
私の夫も毎年花を抱えて帰ってくるのよ。
今年も楽しみだわ。

今日は子どもたちと紙で花を作ったの。
この袋に入ってるから、あとで見てね!」



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斬新。



ディスクに紙の花を貼り付けるという、アバンギャルドな発想である。


すべての女性に幸あれ。


よろしくおねしゃす。



**いつも読んでいただき、ありがとうございます。
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言わずもがな、夫は花なしの身ひとつで帰宅してきました。

さて、本日から一時帰国をいたしますので数日間ブログをお休みさせていただきます。

残り少ないウラジオストク。
戻ってからまたしっかりと豆鉄砲を食らっていきたいと思いますので、
これからもよろしくおねしゃす。**