こんにちは。
長男の通うインターのプリスクール。
担任のM先生はとてもとても、それはとてもいい人である。
子どもたちをよく気にかけ、工作をすれば教室やロッカールームに飾り、自作の『冬』という題名のポエムまで貼っている。
子どもたちが遊んでいる様子の動画を私の携帯に送ってくれ、お迎えの際にいたずらばかりする次男のために毎日おやつまで用意してくれている。
そんなM先生が、しみじみとした表情でひよこよさんに話しかけてきた。
「あぁ、ひよこよ…冬が来たわね。
私は今とてもわくわくしているわ。
何故だか分かる?
…クリスマスよ!クリスマスが近いの!
クリスマスツリーを見るともう心が…
あぁ!!なんて素晴らしいの!!
そうだわ、お教室を雪景色にしたらどうかしら。
飾り付けたら…やだ素敵!!
そうしましょう!飾り付けるわ!」
と相変わらずのマシンガントークを繰り広げ、鼻息荒く満足そうに去っていった。
ここまでM先生がロマンチック感情を出してきたのは久しぶりである。
舞台のひとつでも見たかと思った。
それを全力で受け止め、「なんやったんや…」と思いながらもその場をあとにした。
そして翌日。
Mの全力、ここにあり。
すべて手作りだというからすごい。
そしてこの大作を1人で完成させたM先生にとても感動してしまった。
「これで雪景色は万全よ!
わくわくするわね。お互い良い冬にしましょう。」
と満面の笑みのM先生に、
「素晴らしい飾り付けをありがとう。
あなたにも素敵な冬が来ますように。」
と何とか返した。
この子どもたちと同じように純粋で頑張り屋さんな彼女に、素晴らしいクリスマスが訪れることを心から願うひよこよさんであった。
よろしくおねしゃす。
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M先生は50代くらいでしょうか。
早帰りの金曜日は誰よりも早く帰宅準備を済まし、革ジャンを羽織り、バッグ片手にお迎えの親たちを待っています。
これからもよろしくおねしゃす。**