こんにちは。



ロシアの冬は厳しい。

それは確かに間違いのないことで、昨日の最高気温は−5度であった。
ちなみに最低気温は−15度ほどであった。


しかし寒いのは外だけであって建物の中は半袖でいられるほど暖かい。
もともと気密性が高い建物な上、セントラルヒーティングがガンガン機能しているのだ。


だが、そのおかげで室内の乾燥が半端ない。
唇はみるみる鋭利なものとなり、膝から下は
「あら奥さん、そのストッキング白過ぎない?ライトベージュ?」
と言われんばかりに粉を吹く。
かかとだって、もう片方のふくらはぎを搔けてしまうほどガサガサ。


とにかくクリームというクリームが欠かせないのである。


最近、子どもたちが寝起き一番に乾燥により空咳をしだした。
「こりゃあ…どげんかせんといかん。」
とひよこよさんの中の東国原英夫元知事が騒ぎ出すのに時間はかからなかった。



とはいえ、ひよこよさんは加湿器がそんなに好きではない。

なんというか、加湿器がぽぽぽぽと出している『加湿たっぷり煙』によって加湿器周辺だけが潤っている気がするのだ。
そして決まってそのぽぽぽぽ煙が出た周辺だけ水滴で濡れている。


ぽぽぽぽ煙が出た周辺だけ加湿されても意味がない。
就寝中、部屋全体を加湿したいのだ。
ぽぽぽぽ煙だけでは全く以って足りない。



そこで夫から提案があった。

「寝る間際に風呂に熱いお湯を張って、浴室の部屋を開けて寝たらええんちゃう。」



あら名案。
それでいこう。


ボイラーの温度を80度に設定。

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これで湯船に80度のお湯を張れば、しばらくは湯けむりによって加湿されるに違いない。


寝る前にお湯を出し始め、おまりーを寝しなに可愛がり、そろそろ溜まった頃かと見に行くと…

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ここは名湯、硫黄の湯か。


海外の水は基本的に黄色〜茶色いものだが、なかなかここまで水を溜めたことがなかったため一瞬面食らった。

しかし土臭いとかカルキ臭いとか臭い系のものはなく、ただ茶色いお湯なのである。


しかしありがたいことにこの名湯の湯によって加湿問題は大幅に改善され、子どもたちの朝一の空咳も治まってきた。


あとは自分のこの粉をふいている足が乾燥によるものなのか、それとも加齢によるものなのか…。
『どげんかせんといかん』ものが後を絶たない、ロシアの冬である。



よろしくおねしゃす。


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30歳超えてからまずかかとががさがさになるようになりました。
小林製薬のなめらかかとがほしいです。
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