こんにちは。


↓先日のこちらの記事。


この猫の滞在の一件(だとひよこよさんは確信している。)で、
うちの部屋のフロアがとんでもない悪臭騒ぎになっている。


部屋に出る時は息を止め、覚悟を決めてから外へ出て、
逆に入る時は口呼吸しながら、子どもたちの尻に火をつけんばかりに急かしてドアを開ける。

家の出入りが結構な憂鬱と化してしまった。



おそらく猫の飼い主が粗相の掃除を中途半端に怠ったのが原因だろう。


あの猫には何も罪はない。

トイレも用意されず、部屋の外に出されたのか自ら出てしまったのかは分からないが、
うちの長男の自転車の後ろに静かにうずくまっていた猫が気の毒でならない。
ドアの前で待ち続けるあの献身的な姿を見たら、今からでも抱きしめてひっくり返してお腹のひとつでも撫でてやりたい。


しかしとて、この悪臭は我慢出来ない。


ひよこよさんはとりあえずフロントのおばちゃんに話をつけた。


「私、〜階に住んでいるひよこよいう者ですけどね。
部屋のフロアがとんでもない悪臭なんですわ。
多分ですよ?
いやー多分の話なんやけど、おそらく隣の部屋の猫やないかなーと思っとりますねや。
多分なんですけどね。
一昨日廊下に猫がおりましてね。
その猫がお粗相さんをしておりましたんや。
一応お隣さんには話はしたんやけどね?
その日からの悪臭が半端ないんですわ。
いや、多分の話なんやけどね。
…とりあえず掃除をお願いしてもええやろか。」

そう言って、なけなしの『きのこの山、たけのこの里』を差し出した。


おばちゃんは『きのこの山、たけのこの里』を光の速さで受け取ると、
「すぐに掃除の人を向かわせるわ。」
と息巻いた。


5分後、業者の方がフロアを掃除していた。



…信じられない早さである。
日本でも伝えて5分で掃除はなかなかないだろう。


おそるべし、日本のお菓子パワー。


掃除終了後、悪臭は結構改善されていた。


あの健気で可愛い猫にはまた会いたいが、廊下ではもう会いたくない。



そしてひよこよさんは、先日の猫の恩返しをまだ期待している。
無論、現時点ではまだ恩返しの兆候はない。



よろしくおねしゃす。


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でも感謝は忘れていないので、これからよろしくおねしゃす。**