こんにちは。
トイレットペーパーがあと半ロールしかなく、慌てて買ってきて開けたらキッチンペーパーだった国、ロシアはウラジオストクからお届けするひよこよブログ。
さてさて。
昨日から新年度が始まった長男のプリスクール。
8月半ばからスーパーや色んな子ども用品のお店で『新入園、入学おめでとう!』的な飾りがされていた。
文房具などはもちろんなのだが、その近くには必ず…
新年度ってかっちり目な服必要なのぅ…?
さっきまで「あらあら、新年度ねぇ…あははうふふ。」的な暖かい目で店内を見ていたが、今はもう懐疑的な生暖かい目でしか見られない。
そういう時は若い店員さんに聞く。
「プリスクール初日はかっちりしてった方がええんかいな。」
「そうやな。みんな結構フォーマル目やで。男の子なら黒か紺のスラックスにシャツとタイや。靴は上履きがあるならええんちゃう。」
…なるほどな。
とりあえず家に間違いなく無いスラックスとタイだけ購入。
ちなみにタイは95ルーブル、190円。
渡露前にお餞別で幼稚園の仲良しちゃんからいただいたチェックのシャツを引っ張りだし、感謝しつつコーディネート完了。
そして前日、思いもよらない情報が飛び込んできた。
「新年度初日は先生への贈り物も必要やで。花束とか。」
…え。
花束て。
なにその伝統。
そんなん急に言われましても。
…あぁだからかっちり服の隣に花が売ってたんや。
ただの「きれいですよ。咲き乱れてますよ。」の花じゃなかったんや。
おじさんに聞いても
「あぁそうだ。新年度初日の先生は両手に抱えきれないほどの花束を持って帰るもんだ。」
とはいえもう花は間に合わん。
ということで。
日本のお菓子をかき集めてパッキング。
「よろしくね」のメッセージも入れて。
これでいくっきゃない。
初日はセレモニーだけと踏んで泣きまくる長男を鼓舞してきたら、初日からがっつり16時まで。
ちなみに今朝、長男はプリスクールに出かけると分かるとなるとトイレの中でこう叫んだ。
『もしもボックスー!!
もしも!誰も幼稚園に行かない世界だったら…!!』
必死である。
なんかもう音楽アゲアゲなセレモニー。
夏休みが終わった初日に秋休みの存在を知ることとなったひよこよさん。
心休まる時は訪れることがあるのか。
よろしくおねしゃす。