みなさんこんにちは。
大長編になりました牡蠣シリーズ。
いよいよ終盤に差し掛かりました。
それではお楽しみください。
『おじさん…。
ウーストリッツァ(牡蠣)が…。』
もうひよこよさん半泣きです。
30歳過ぎて牡蠣に泣かされるとは思いません
でした。
『よし、30分後に待ち合わせよう。』
そう電話を切ると、牡蠣との修羅場で
振り乱した髪を直し、次男のおむつを替えて
行きました。
『おじさん…。あたい3つは頑張ったんよ…。
でももう体力と気力の限界で…。』と
まずはハサミで殻を破り、そのあとナイフで
格闘したことも伝えました。
『お湯で煮ると口を開くよ。』
とおじさんは言いましたが、
『でも美味しいエキス出ちゃわない?』
とちょっとこだわっちゃうひよこよさん。
『お店に頼めないかな…』
とひよこよさんがおじさんに聞くと
『店なんか必要ないさ。見せてごらん。』
突然車内で殻にナイフを入れようとする
おじさん。
しかし太刀打ち出来ないとともに、
中から汁が出てきて大騒ぎになりました。
『これならどうだい。』
突然小さ過ぎるライターであぶり出しを
始めるおじさん。
いやいやいやいや…おじさん…(笑)
しかし殻が焦げて車内が臭くなって大騒ぎに
なったので断念。
言わずもがな、殻は開きませんでした。
『ちょっと待っててくれ。』
突然車のガレージへ行ったおじさん。
何度か『お店に頼もうよ』と話したのですが
もう誰もおじさんを止められません。
頼む、お店へ連れてってくれ。
道路脇でバールを牡蠣に叩きつけ始めた
おじさん…。
まさか道の道路脇で…牡蠣を…(笑)
いやいや力技で開いた拍子に牡蠣が
草の上とかに乗ってるし。
『牡蠣に土ついちゃってるけど!』と
おじさんと大笑いしながら牡蠣と奮闘
しました。
結局すべての牡蠣を粉々にして袋に戻す
おじさん。
道路が牡蠣の殻だらけになっちゃったので、
最後は2人でお掃除して終了。
『何か思い出深くなったね。』
とおじさんと話しました。
そんなおじさんの努力の結晶がこちら。
最初の懸念通り、牡蠣は殻付きで1kg換算
でした。
でもぷりっぷりの牡蠣!!
粒も大きい!!
こんなに頑張ってくれたおじさんにお礼が
したい。
炊き込みご飯を作っておすそ分けしよう!
まずは日本から持ってきた干し椎茸を戻して
煮汁と調味料と油揚げを煮て。
そこへ牡蠣を加えてお出汁を作る。
そのお出汁で炊いたご飯がこちら!!
美味しい牡蠣の炊き込みご飯完成です。
しかしおじさん、あまり牡蠣が好きじゃない
というね…。
これにて牡蠣のお話も終了。
今度は殻なしを買いたいな…(笑)
それではよろしくおねしゃす!