またまた日が開いてしまい申し訳ありません。


先月またコロナに感染してしまいました。

コロナといえば、私の顔面神経麻痺の元凶のひとつ!昨年の2月に感染し、そのままハント症候群にもなってしまったというトラウマがあるので、今度は反対の右側に発症したらどうしよう💧と結構警戒しておりました。

幸い今回はコロナだけで終わったので、セーフ!

コロナは普通の風邪と違ってやっぱりとてもしんどかったけど、前回の事を思えば全然楽でした。

(コロナが大したことないという意味ではなく、コロナをもってしても、私にとってハントはめちゃくちゃ辛くて人生に少なからず影響を及ぼすくらいの大変な病気だということです…)


さて、前置きが長くなりましたが、今回は予後判定編です。



運命!?の筋電図検査の結果は!?



昨年の2月にラムゼイ・ハント症候群と診断された私。

3日後くらいには顔の左側はほとんど動かなくなり、難聴や目眩も酷くなる一方。発症時の耳を引きちぎられるような強い痛みはマシになったものの、ズキズキする痛みもまだ残っていました。

仕事は暫くお休みし、毎日ステロイドの点滴で通院しながら、家ではほとんど寝ていました。というか、動けませんでした悲しい

点滴最終日に味覚や聴力の検査をし、顔の状態を見て筋電図の検査をするかもと言われていた私。

ネットで調べてみると、この筋電図検査というやつが結構痛いらしい…。

「嫌やなー、怖いなー、でも検査しないと今の自分の顔の神経の状態分かんないしなー」

と思いながら、最後の点滴と診察と検査のため病院へ。

その日の診察は心配した家族も付き添ってくれました。


その日の先生はいつものベテラン先生とは違って若い先生。でも説明や診察がとても丁寧でしっかりした先生でした。

まずは柳原法のチェック。

「うーして、いーして、ウィンクして…」

しかしこの時点で私は自分の顔を全くコントロール出来ず。脳からは「動け~」って指示を出してるのに、顔の左半分ちゃんに完全無視されるという…(泣)

「うーん、10点かな。重症の一歩手前くらい。」

と言ってくれましたが、かなり甘々につけてくれたんだと今になっては思います笑い泣き(自己採点では2~4点くらい?)


「筋電図検査は…予約しなくちゃいけないんだけど、ちょうど今日午前空いてます。それか次は最速で週末金曜日。どうしますか?」と聞かれ、

「えー、どうしよう」と悩んでいた横で、

「今日でお願いします!」と家族。

「分かりました、では点滴の後検査の方に行ってください。」

てことで、その日のうちに検査することに。


やー、まだ心の準備が出来てないけど、まぁ頑張ろう…。


そして、いよいよ検査へ。

顎や鼻の横辺り顔の左右それぞれに数ヶ所ずつ電極をつけられて、

技師さん「まずは右(健側)からね。ちょっとビリッときますよー」

私「イヤぁ~(心の叫び)」


バチッ⚡⚡


…感想


痛いというか、顎にバチンッとデコピンされてる感じ。衝撃波みたいな。

痛みの尺度には、強弱の他に耐えられる種類のものなのかそうでないものなのかがあると思いますが、私にはなんとか耐えられる種類のものでした。


そして続いて患側⚡

衝撃波は感じるし、電気を流される度にビクっと動いてるような気もするけど、どうなんだろう…。


「はい、検査終わりました。結果は午後に分かるので、また夕方の夜診の時に聞きに来てください。」


そしてその日の夕方、検査結果を聞きに再度診察を受けに行きました。


検査結果を見つめる医師…。


私「いや…もう顔全然動かないし、やっぱり悪かったんかな…酷かったら手術もあるとかいうし…」


医師「うん、まぁまぁ良かったよ。22(27?よく覚えてません)パーセント。10パーセント切ったら手術も選択肢に入ってくるけど、その必要はないでしょう。」

何パーセントが良いのかよく知らなかった私は、「え?20パーセントが良い方なの?100点満点の20点って普通悪くない!?」

と思いつつ、まぁそんなもんなのかなぁと思い、病院を後にしたのでした。



ちなみに、筋電図検査の数値についてですが…。

私は検査するタイミングが少し早かったかもしれません。(もう少し遅かったらもっと数値は悪かったかもしれません。)

また、検査するのは人間ですし、また検査される患者さんの顔の構造や顔面神経の状態も人によって全く違います。

なので、全ての人に寸分の狂いもなく正確に数値を出すのはめちゃくちゃ難しい事だと思います。つまり、誤差が出やすい検査なのだと思います。

その辺は血液検査とは違って絶対的なものではないのかなぁと。

あくまで予後を診るための参考の数値だと思うので、必要以上に数値に振り回されないようにしてくださいね。



~次回予告~

「療養編」

…泣きっ面に蜂とはまさにこのこと!