来年の大河は福山雅治の「龍馬伝」ですが、
いよいよというか、待望というか、満を持してというか、
というかすべてNHK側の勝手な期待だけで作られてますので、
そんなに福山を崇められても感がありますが、
それでも題材の知名度も手伝って、期待は高いですが、
ここにきて、最大の誤算は、
つい先日終わった「JIN」で、内野聖陽が演じた龍馬が完璧だったということ。
カリスマ性、聡明さ、そしてなにより枠にとじこめられない、型にはまらない、
新しい時代を作っていく、という野蛮なエネルギーが満ち溢れたキャラクターを、
本当に見事に、もうお見事としかいいようがないほど完璧に演じてしまったことで、
始まる直前に類似作で傑作が産まれてしまったということ。
死にたいよね。
まあ僕が心配してもしょうがないことですが、
きっと気が狂うぐらい嫉妬してると思います。
福山には絶対にあれはできない。
ガリレオのように、プライドが高く、頭がキレて、清潔感溢れる人物をやらせたら、
この人の右にでる人はおそらくいないけれど、
あの生命力に溢れた野蛮さは絶対に出せない。
線が細すぎる。
というわけで、みんな見てね