本日24日(土)から公開された「きみがぼくを見つけた日」のCMで流れている、

Lifehouseというバンドの「Broken」という曲がなかなかイカしております。

派手ではないけれど、ごちゃごちゃしてなくて、シンプルで、何よりボーカルの声が素敵すぎ。

こんな歌が流れようもんなら、映画も名作になってしまいます。

日本にはこういうバンドはなかなか現れないですね。


肝心の映画は、エリック・バナが、果たして「ハルク」の悪夢から我々を立ち直らせてくれているのか、

という点よりも、この時期に、こういう映画を見れることがなによりの幸せだと実感できます。

最近は、「男と女の不都合な真実」や「あなたは私の婿になる」、来月公開の「理想の恋人」など、

コメディ寄りのラブストーリーが多かったので、でも、やっぱりこの時期は、

しっとりと、切ないラブストーリーがいいよね、ってことで、グッドタイミングです。

たまにはこんな直球のラブストーリーも見たいよね。設定は割りと変化球ですが。

カップルや女性の友達と是非。



そんなわけで久々におすすめの映画を紹介しようと思います。



「THIS IS IT」


カスカス日記

公開されたら、間違いなく社会現象になるであろう、言わずと知れたマイケル・ジャクソンの映画です。

今年開催される予定だったコンサートツアーのリハーサルの様子を集めたものです。

何が凄いって、予告編の作り方が最強です。

彼の楽曲「Smooth Criminal」にのせて、ドラマチックで、エキサティングな感じになっています。

これ以上の予告編を、最近は見たことがありません。おまけに、このポスター。

誤解を恐れず言うなら、彼の人生がこんなことになっていなければ、

この映画も作られることはなかったし、コンサートの一つとしてただのNEWSでしか伝えられず、

なにより、彼の楽曲やパフォーマンスが純粋に改めて私達に届くこともなかったと思います。

とにかく、予定では2週間限定なので、エンターテイメントに関わる人は見るべき1本です。


10月28日(水)公開



「スペル」


カスカス日記


「スパイダーマン」シリーズの監督サム・ライミが、原点回帰で作り上げた、ショッキング・サスペンス・ホラー。

とにかく、主人公を徹底的に追い詰める、怪婆の凄さったら!

とにかく怪婆!怪婆!怪婆!

当然ながら、グロテスクでショッキングなシーンの連続だけども、

とにかく怪婆の怪婆っぷりをご覧あれ。


11月6日(金)公開


「Disney's クリスマス・キャロル」


カスカス日記

あの有名なクリスマス・キャロルの話を、ロバート・ゼメキスが、3Dアニメーションで映画化。

彼は過去、「ポーラー・エクスプレス」で同様に、3Dアニメーションで映画化してますが、

普通のアニメと違う所は、まずは俳優が演じて、それをコンピューターに取り込んで、

アニメにするという方法。

私はアニメが好きではないので、なぜわざわざこんな方法をとるのか、いまいち、

理解しかねますが、それでも素晴らしい映像が期待できます。

見た後、実写で見たいなー、とやっぱり思ってしまうんだろうな。


11月14日(土)公開



「2012」


カスカス日記

「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」と、

想像を絶するスケールのディザスタームービーを撮らせたら、右に出る者はいない、

ローランド・エミリッヒの最新作は、彼自身が語るように、

彼自身、最後のディザスタームービーであり、総集編的な作品です。

まあ、時代がこれを求めているかは、わかりませんが、

やっぱり大画面でこういう映画が見たいので、楽しみです。


11月21日公開



「アバター」


カスカス日記


「タイタニック」から12年、ジェームズ・キャメロンがいよいよ、待望の新作を送り出します。

この作品を作る為に、3D技術を発達させたといっても過言ではない程、

3D映画の大本命といわれている作品です。

ただ・・・。映像を見た限りでは、これは私達が待っていた映画なのか、と疑問が残ってしまう映像です。

なにより、このポスターでもわかる、アバターたちのビジュアル。正直しんどい。

「ロード・オブ・ザ・リング」で得た名声を、ピーター・ジャクソンが「キング・コング」で多くのものを失ったように、

彼は、「タイタニック」以来、12年という時間、「ターミンーター2」「エイリアン」など過去の多くの財産、

それらが彼の障害となり、ハードルとなり、彼を追い詰めて、自滅に追い込んでしまう時があります。

とにかく、「自己満足」という言葉の恐ろしさを知る機会になるのではと、多くの人たちのため息が、

聞こえなければいいと思います。

お金をかければかれるほど、関わる人が増えれば増えるほど「自己満足」は爆弾になっていきます。

決して、歴史に残るような傑作でなくてもいいので、彼がすぐに次の作品を作れる程度の、

余力と、チャンスが残った結果が生まれればいいと願っています。


12月18日(金)公開



「Dr.パルナサスの鏡」


カスカス日記

ポスターだけ見ると、チープなファンタジーに思えますが、

予告編ではその予想を覆す、独創的な映像が見られます。

なにより、「ダークナイト」で私達が目撃した歴史的な演技力、

そして、衝撃的な死、そんなヒース・レジャーの遺作です。

撮影途中で彼は亡くなりました、(言葉は適切ではありませんが)幸運なことに、

この作品は、鏡をすりぬけると、姿を自由に変えられるという設定だったため、

なんと、この作品を完成させるべく、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが集結し、

ミラクルな映画を完成させました。

作品の内容というよりも彼のまだ見ぬ姿が見られるということ、

まずはこれを幸運に思いながら見ると、楽しめるんじゃないかと思います。


2010年1月公開



「かいじゅうたちのいるところ」


カスカス日記  カスカス日記

なんじゃこの着ぐるみ感は、と思う方もいらっしゃると思いますが、

海外では有名な童話を、「マルコビッチの穴」で有名なスパイク・ジョーンズが、

あえてレトロ感を出して、そしてあえて、大人に向けた作った童話です。

大人になったからこそわかる、童話の奥深さを実感できると共に、

普段ではあまり味わえない感動が待っています。


2010年1月公開


「(500)日のサマー」


カスカス日記

普通のラブストーリーとは一線を画した映画です。

でも、キラキラしております。

いわゆるアート系(単館系)の映画ですが、そんなカテゴリーは見る側にとっては全く関係なくて、

ちょっと、おデートで見たい映画です。

もう一度、言ってみよって。

おデートで見たい映画です。


2010年1月公開



「NINE」


カスカス日記

「シカゴ」のロブ・マーシャルがまたしてもミュージカルの傑作を映画化します。

そしてキャストが恐ろしく豪華。

そんな撮影現場を想像したくない豪華なキャストの中でも輝きを放っているのは、

去年、「エディット・ピアフ」で主演女優賞を受賞したマリオン・コティヤール。

錚々たるメンバーの中で埋もれることなく、存在感を発揮しています。

たまにはこんな「豪華」を堪能してはいかがでしょうか。


2010年3月公開



「ラブリー・ボーン」


カスカス日記

「キング・コング」の悪夢からどう脱却するのか、見ものなピーター・ジャクソンの最新作。

レイプされ死んだ女の子が天国から家族の再生を見守る、という、

まったくもって不必要な設定が満載な映画ですが、まあ見るかどうかはその時のノリで決めようかと思います。


2010年3月公開



「アリス・イン・ワンダーランド」


カスカス日記

ティム・バートン×ジョニー・デップが送る「不思議の国のアリス」。

この1文だけで世界中が発狂に近い熱狂しております。

でもアリスは?

このデップ、チャーリーとチョコレート工場とどこか違うの?

って冷静なつっこみも多々あると思いますが、

まあ、黙って、流行に乗っかって、とにかく楽しんだもん勝ちだと思います。


2010年4月17日公開



そんなわけで、気になった映画は映画館で見ましょう。

絶対にその方が何十倍も楽しめるはず。


では。